Sonny Rollins - Saxophone Colossus



ジャズにも色々と系譜があって、詳しく語れる人なら知ってるんだろうけどそこまで追求したことないから自信はない(笑)。うん、結構手当たり次第聴いているんだけど、一番ジャズの熱気を素直に伝えてくれるのってやっぱバップ系でしょ。んで、バップ系ってどんなん?って訊いたらそれならばとりあえずコレを聴けってことで薦められたのが恒例のソニー・ロリンズの「サキソフォン・コロッサス」=通称「サキコロ」でした。
しかし、ジャズのアルバムってのはホントにジャケットからして個性が出ていてクールだよな、と毎回思う。サキコロもシンプルでインパクトあるジャケットだしさ。もちろん中身ももの凄くモダンなジャズで50年代を代表するというかモダンジャズ名選に必ず選ばれる作品。初っ端から軽快な細かいメロディを吹きまくってくれるソニー・ロリンズのアルトサックスが心地良くってね、そうだな、しっとりとした雰囲気を求めるアルバムではなくて軽快なメロディを求めて明るい雰囲気で楽しむには持ってこいのアルバム。正にジャズって感じです(笑)。
バックを固める面子はトミー・フラナガン(p)、マックス・ローチ(ds)、ダグ・ワトキンス(b)と云った面々で特にトミー・フラナガンっつうピアニストの名はあちこちで耳にすることも多いはずで、この作品でも思い切り気持ちの良いピアノを聴かせてくれるんだけど決して表立って出てこないと云う職人芸が良い。マックス・ローチもジャズの巨人達との共演からクリフォード・ブラウンなどと組んで味のあるドラムを聴かせてくれる人だね。
う~ん、久々にコレ聴いたらやっぱりアルコールが飲みたくなってきた(笑)。やっぱジャズにはバーボンですかねぇ。毎日飲んでるのとは違った味わいのある酒の飲み方を楽しませてくれる一枚でもあります。はい。


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