Blood Ceremony - Lord of Misrule
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Blood Ceremony - Lord of Misrule (2016)

自分のライブラリを見ていて、ついこないだ買ったばかりだよな、これ、と思ってるものが実はもう15年くらい経ってたりして、ちょいと年月の経過の速さにおののいたりしている日々。この調子で行くとすぐに10年くらいは経過しそうだ…などと不安にもなる。どうもCDなりレコードなりの背中の色が古びれてきていると思えばそういうことか、それだけ年月経てば古くなるわな。当時はこれで決まり、みたいなデラックスエディションなんかも実は嘘つきでまだまだ以降もリリースされていたり…、一方では新しいバンドも漁るしどこに進みたいんだ自分?
Blood Ceremonyの2016年の新作「Lord of Misrule」。リリースされるのは知りつつもなかなか聴いていなかったアルバム。これまでの作品の質感からして多分好みだろうと自分で思っていたのでようやく着手。冒頭からチープなギターの音で始まりフルートも絡んだサウンドながらメタルというバンド色はほとんど感じることなく、オールドタイムなロックの香りが濃厚、更に録音の手法が見事にガレージ的にチープに仕上げていて、いつの時代の録音だ?と思わせるような音の仕上がり。今時でもこういう音の質感出せるんだな。どの音も40年位前に戻ったかのようなサウンドが味わい深い。
楽曲の方になると一発でロックの名作だ!と言えるような曲が並んでいるワケじゃないけど、フルートと歌の絡みやそこから生まれてくるビートやリズム、雰囲気なんてのは70年代ではあり得なかった世界だし、今だからこそ出来ている妖しさもたっぷりとあるワケで、その当たりが単なるオールドタイムなバンドじゃないし、レトロなだけでもない。いやいや、この歌声の怪しい魅力とギターの艶かしさ、フルートの色気はなかなかソソられますよ。そんな事を思いながら聴いているとあっという間に終わってしまって…、無駄に長い曲が無いのも良い。最後までダレずにこの独特の雰囲気が続く…、良いねぇ〜。

自分のライブラリを見ていて、ついこないだ買ったばかりだよな、これ、と思ってるものが実はもう15年くらい経ってたりして、ちょいと年月の経過の速さにおののいたりしている日々。この調子で行くとすぐに10年くらいは経過しそうだ…などと不安にもなる。どうもCDなりレコードなりの背中の色が古びれてきていると思えばそういうことか、それだけ年月経てば古くなるわな。当時はこれで決まり、みたいなデラックスエディションなんかも実は嘘つきでまだまだ以降もリリースされていたり…、一方では新しいバンドも漁るしどこに進みたいんだ自分?
Blood Ceremonyの2016年の新作「Lord of Misrule」。リリースされるのは知りつつもなかなか聴いていなかったアルバム。これまでの作品の質感からして多分好みだろうと自分で思っていたのでようやく着手。冒頭からチープなギターの音で始まりフルートも絡んだサウンドながらメタルというバンド色はほとんど感じることなく、オールドタイムなロックの香りが濃厚、更に録音の手法が見事にガレージ的にチープに仕上げていて、いつの時代の録音だ?と思わせるような音の仕上がり。今時でもこういう音の質感出せるんだな。どの音も40年位前に戻ったかのようなサウンドが味わい深い。
楽曲の方になると一発でロックの名作だ!と言えるような曲が並んでいるワケじゃないけど、フルートと歌の絡みやそこから生まれてくるビートやリズム、雰囲気なんてのは70年代ではあり得なかった世界だし、今だからこそ出来ている妖しさもたっぷりとあるワケで、その当たりが単なるオールドタイムなバンドじゃないし、レトロなだけでもない。いやいや、この歌声の怪しい魅力とギターの艶かしさ、フルートの色気はなかなかソソられますよ。そんな事を思いながら聴いているとあっという間に終わってしまって…、無駄に長い曲が無いのも良い。最後までダレずにこの独特の雰囲気が続く…、良いねぇ〜。
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