Free - The Free Story
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Free - The Free Story (1974)

多分古き良きバンドを好きな人ってのは同じバンドの同じアルバムでも何枚も何種類も持ってたりすることも多いだろうし、曲単位になれば更にそれは広がったりして様々なバージョンを所有していることだろう。もちろんライブバージョンも入れたら結構な数になったりもするし、シングルバージョンとかミックス違いとか歌詞違いとかモノ、ステレオなんてのもあってアレンジが違うとかそういう世界があるロックね。先日もあの曲やろう、ってバンドのメンバーと話しててスタジオに入るのだが、それぞれどうもやってきたバージョンが違うみたいで回数とか編曲が合わないことがあって、もちろんいつものことなので、笑いながらどれにするか、ってなるのだが、オフィシャル側でも既にどんだけ出してるか判ってないんじゃないかなぁ…ってのも多いだろう。
Free解散後の1974年にリリースされたベスト盤「ザ・フリー・ストーリー」、ベスト盤って言うか…、ストーリーそのものとも言えるのか。一応時系列的に名曲郡が並んでいるけど、終盤はもう数少ない選曲になりつつ、更に未発表系の楽曲なんかが配されていて貴重度を上げているワケだが、アナログ時代は2枚組で、どうにも終盤はダレダレになっちゃってあまり真面目に聴いた記憶が無い。CD時代になって「Heartbreaker」がオミットされている状態が続いていたみたいで、人によってはインパクト絶大なバージョンだったらしく、何でだろ?って聴き直してて、なんだ、ライブだからか…と思い出した。これだけ1972年10月15日ポーツツマスのライブバージョンが入ってて、ボロボロのコソフがここまで弾けてるってので奇跡の一曲だってことで収録したのだろうか、アングラでも一切出回っていない唯一無二の貴重な同日のライブ音源だったのだな。それがアナログ時代終焉と共に聴けなくなっていつしか貴重なテイクとして知られていったのだった…。
5CD Boxの「Songs of Yesterday」がリリースされてCDで初めて陽の目を見たみたいで、なるほどそうか…って懐かしさを覚えた人も多かったのだろう。自分はそこまで思い入れなかったからなぁ…。いや、好きなんだけどね、Freeってさ、ただ、終盤ってやっぱり得意じゃない。でも、もうそうも言ってられないから割と聴いてるけど、やっぱり熱いギタープレイが好きだからなぁ…、あの熱さが3年で消えるなんて、時代は残酷だ。そういうのも時系列で並んでいる編集盤だとはっきりと感じてしまうという残酷な編集盤、更にはPeaceの音源と称されているけど、日本公演でやってたヤツだし、Freeとしてのモノになっちゃってるでしょ。それにしてもこういう音で世界に出れるってのはホントに時代でしかないかも。今の時代でもあるだろうけど、やっぱりこのノリは誰にも出せない。たまに全曲丸ごと聴くみたいなことをしたくなるバンド♪

多分古き良きバンドを好きな人ってのは同じバンドの同じアルバムでも何枚も何種類も持ってたりすることも多いだろうし、曲単位になれば更にそれは広がったりして様々なバージョンを所有していることだろう。もちろんライブバージョンも入れたら結構な数になったりもするし、シングルバージョンとかミックス違いとか歌詞違いとかモノ、ステレオなんてのもあってアレンジが違うとかそういう世界があるロックね。先日もあの曲やろう、ってバンドのメンバーと話しててスタジオに入るのだが、それぞれどうもやってきたバージョンが違うみたいで回数とか編曲が合わないことがあって、もちろんいつものことなので、笑いながらどれにするか、ってなるのだが、オフィシャル側でも既にどんだけ出してるか判ってないんじゃないかなぁ…ってのも多いだろう。
Free解散後の1974年にリリースされたベスト盤「ザ・フリー・ストーリー」、ベスト盤って言うか…、ストーリーそのものとも言えるのか。一応時系列的に名曲郡が並んでいるけど、終盤はもう数少ない選曲になりつつ、更に未発表系の楽曲なんかが配されていて貴重度を上げているワケだが、アナログ時代は2枚組で、どうにも終盤はダレダレになっちゃってあまり真面目に聴いた記憶が無い。CD時代になって「Heartbreaker」がオミットされている状態が続いていたみたいで、人によってはインパクト絶大なバージョンだったらしく、何でだろ?って聴き直してて、なんだ、ライブだからか…と思い出した。これだけ1972年10月15日ポーツツマスのライブバージョンが入ってて、ボロボロのコソフがここまで弾けてるってので奇跡の一曲だってことで収録したのだろうか、アングラでも一切出回っていない唯一無二の貴重な同日のライブ音源だったのだな。それがアナログ時代終焉と共に聴けなくなっていつしか貴重なテイクとして知られていったのだった…。
5CD Boxの「Songs of Yesterday」がリリースされてCDで初めて陽の目を見たみたいで、なるほどそうか…って懐かしさを覚えた人も多かったのだろう。自分はそこまで思い入れなかったからなぁ…。いや、好きなんだけどね、Freeってさ、ただ、終盤ってやっぱり得意じゃない。でも、もうそうも言ってられないから割と聴いてるけど、やっぱり熱いギタープレイが好きだからなぁ…、あの熱さが3年で消えるなんて、時代は残酷だ。そういうのも時系列で並んでいる編集盤だとはっきりと感じてしまうという残酷な編集盤、更にはPeaceの音源と称されているけど、日本公演でやってたヤツだし、Freeとしてのモノになっちゃってるでしょ。それにしてもこういう音で世界に出れるってのはホントに時代でしかないかも。今の時代でもあるだろうけど、やっぱりこのノリは誰にも出せない。たまに全曲丸ごと聴くみたいなことをしたくなるバンド♪
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