Gualberto - Vericuetos

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Gualberto - Vericuetos (1976)
Vericuetos

 GWというのにどうもヘンな方向に進んでしまっているウチのブログ、以前はもうちょっとTPO考えてたんだけどもうここの所全然気にしてなくて世の中の流れなんかまるで無視して自分の聴いてるものや感覚的に次に書くモンだろうな、ってのを並べ立てているからどんどん世の中からかけ離れていく。所詮趣味なんで好きに書けば良いモンだから気にしてないんだが、連休なんだからゆっくりと楽しめる人は楽しんでもらいたい、ってのは一応あるんだよ。んでもこんなワケの分からん方向に進んでいるってのは当然ながら面白くないと思われる方が多いだろうなぁ…、とか。んな事考えつつも、一方ではバイオリンの入ったロックの方向に進むか、それともゴシックなファッションの方に進むか、はたまたエキセントリックな女性という機軸に進むべきか…。

 1976年にスペインでリリースされたGualbertoの「Vericuetos」という作品、バイオリンのみならずシタールやスパニッシュ、フラメンコなんかが入り混じったエキセントリックなインストプログレッシブロックなアルバム、だからと言ってクラシック的な音というワケでもないところがこの手の作品の面白いところ。やっぱり独特の音楽感覚での楽曲が様々な楽器を使って編み出されているというのかな、そもそもシタールとかバイオリンとか結構エグい楽器がリードを取っているから歌無くして歌メロラインらしく旋律はありつつの、楽器隊も好き勝手に暴れられるという凄まじい演奏が聴けます。古くから名盤と誉れ高い作品ではあるけど、その性質からそこまで世に認められていると云うのでもないようだ。もっとも自分が聞いたのもこの流れがあったからこそですが。

 時代の流れもあって、今聴くと軽やかな演奏に聞こえる部分はあるし、ロックテイストなる部分が薄くて凄腕ミュージシャンによる演奏という側面の方が強いってのもあるからか、フュージョン的に聴こえてしまう部分もあるけど、そこにバイオリンなりヘンな音が入ってくるからやっぱり妙なロックと言わざるを得ないか。バイオリンフューチャーってよりもバンドアンサンブルの中にバイオリンが入っているというようなモノで特別目立つような感じではないかな。




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フレ
Posted byフレ

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