Nightwish - Century Child
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Nightwish - Century Child (2002)

今の日本じゃそんなに客集められないかもなぁ、と思う部分もあるけど、自分的にはとっても大好きなNightwishもこの時期に久々に来日公演してくれています。前回自分が見たのはアネッテ嬢お披露目の時だったのでもう何年前になってしまったんだろうか、あの迫力を目の前で狭いハコで見れたのはなかなか良い体験だった。今回も狭いハコでしっかりとライブが見れたので、デカすぎるフロール・ヤンセンのド迫力加減を味わいながらのライブ参戦でした。うん、Nightwishは見たかったから嬉しい。ターヤ時代のライブは見たこと無いから残念だが、今度はターヤ単独来日があるようで、これ、どうするかなぁ…、あんまり普通にオペラティックに歌われてもボーカルそのものに興味は無いから難しい。
そのNightwishの2002年の4作目となった「Century Child」。正に今のNightwishの音楽性にシフトした作品とも言えるアルバムで、それまではちょいと荘厳さを持ったヨーロッパならではのパワーメタルバンド的な要素が強かった。ここからはもっとシンフォニックでクラシカルな、そして荘厳なドラマ性を持った楽曲にシフトしていっての黄金期。ベースにはマルコ・ヒエタラを迎えての強力な野性的なボーカルと縦横無尽のベースを加え、ライブの見かけ上では躍動感を出すメンバーとしても大活躍の素晴らしき人選を成功させたここからが歴史の始まり、と言わんばかりの気合の入れ方。今聞き直してみればホント、今やっている路線そのままだからねぇ、その前までが営業期間だっただけだろうと。ホントはこっちの路線がバンドとしての正しい方向性だったワケで、策士だよな、その辺、と思ってしまうのだが…。
ジャケットだけは少々ダサさが出てしまっているけど、この路線でヨーロッパで不動の地位をモノにしたというのもあるし、ライブ映えする楽曲も多く、キャッチーなフックを持った楽曲も多いから好きだね。そこはもうターヤの歌唱力に脱帽なワケだが…、まぁ、「End of an Era」のDVDの映像で浮かぶ曲が多いから余計にそういう思い入れがあるが。今のフロール嬢はこの辺の歌はオペラティックに歌うし、そうじゃないのはロック的に歌うという才能あるボーカリストだからNightwishというバンドがそこで一本なっているのは面白いし聴きやすい。それでもこういう歴史を経てきたバンドであるのは事実だし、だからこそ楽しめる楽曲も多い。まだ今のような壮大な世界観にまで辿り着いていないという意味では興味深い味わいを感じられる一枚とも言えるか。名作だと思うなぁ…。
しかしライブはさすがだった。100分サイズってちょっと短いな〜ってのはあったけど、後半怒涛の楽曲郡でもういいか、って気にはなるわな。新作からが多かったのでちょいと馴染み感が薄かったのはあるが。

今の日本じゃそんなに客集められないかもなぁ、と思う部分もあるけど、自分的にはとっても大好きなNightwishもこの時期に久々に来日公演してくれています。前回自分が見たのはアネッテ嬢お披露目の時だったのでもう何年前になってしまったんだろうか、あの迫力を目の前で狭いハコで見れたのはなかなか良い体験だった。今回も狭いハコでしっかりとライブが見れたので、デカすぎるフロール・ヤンセンのド迫力加減を味わいながらのライブ参戦でした。うん、Nightwishは見たかったから嬉しい。ターヤ時代のライブは見たこと無いから残念だが、今度はターヤ単独来日があるようで、これ、どうするかなぁ…、あんまり普通にオペラティックに歌われてもボーカルそのものに興味は無いから難しい。
そのNightwishの2002年の4作目となった「Century Child」。正に今のNightwishの音楽性にシフトした作品とも言えるアルバムで、それまではちょいと荘厳さを持ったヨーロッパならではのパワーメタルバンド的な要素が強かった。ここからはもっとシンフォニックでクラシカルな、そして荘厳なドラマ性を持った楽曲にシフトしていっての黄金期。ベースにはマルコ・ヒエタラを迎えての強力な野性的なボーカルと縦横無尽のベースを加え、ライブの見かけ上では躍動感を出すメンバーとしても大活躍の素晴らしき人選を成功させたここからが歴史の始まり、と言わんばかりの気合の入れ方。今聞き直してみればホント、今やっている路線そのままだからねぇ、その前までが営業期間だっただけだろうと。ホントはこっちの路線がバンドとしての正しい方向性だったワケで、策士だよな、その辺、と思ってしまうのだが…。
ジャケットだけは少々ダサさが出てしまっているけど、この路線でヨーロッパで不動の地位をモノにしたというのもあるし、ライブ映えする楽曲も多く、キャッチーなフックを持った楽曲も多いから好きだね。そこはもうターヤの歌唱力に脱帽なワケだが…、まぁ、「End of an Era」のDVDの映像で浮かぶ曲が多いから余計にそういう思い入れがあるが。今のフロール嬢はこの辺の歌はオペラティックに歌うし、そうじゃないのはロック的に歌うという才能あるボーカリストだからNightwishというバンドがそこで一本なっているのは面白いし聴きやすい。それでもこういう歴史を経てきたバンドであるのは事実だし、だからこそ楽しめる楽曲も多い。まだ今のような壮大な世界観にまで辿り着いていないという意味では興味深い味わいを感じられる一枚とも言えるか。名作だと思うなぁ…。
しかしライブはさすがだった。100分サイズってちょっと短いな〜ってのはあったけど、後半怒涛の楽曲郡でもういいか、って気にはなるわな。新作からが多かったのでちょいと馴染み感が薄かったのはあるが。
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