Aerosmith - LIVE TEXXAS JAM’78

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Aerosmith - LIVE TEXXAS JAM’78
LIVE TEXXAS JAM’78 [VHS]

 70年代にヤードバーズ大好きでバンドやってるって公言していたのがエアロスミスで、その頃のロック好き連中からしたらエアロスミスって言われたらそりゃそうか、ってくらいのバンドだった…と思いたい。まぁ、そういうバンドがヤードバーズの名を挙げててね、一方Zeppelinは現役だったワケでしょ、エアロスミスがあろうがなかろうがヤードバーズへの注目度はあっただろうし、だからどうってもんでもないけど、そんな事でふとエアロスミスを聴くか、って思って。初期のは好きだからもうここのブログでは大抵出てるので、じゃ、何か…って思ったらあった♪

 1978年のテキサスでのライブが昔ビデオで「LIVE TEXXAS JAM’78」ってタイトルで出てて、それもかなり後から出てきたビデオだけど、それっきり再発されてないのな。DVDにもなってないのか?今じゃオフィシャル?のVevoで全編見られるからメディアとしてリリースする必要がないという判断かもしれない。自分的にはこのライブってかなりエアロスミスがヤバい感じで好きな時期。演奏が良いとかどうのってんじゃなくて、70年代のヤバいロック、エアロスミスの持ってた毒気ってのが思い切り出ているって意味で、どっから斬ってもロックなんだよ。バンドの仲の悪さやそれでもステージに出て来てカッコつけなきゃ感や、音に身を委ねる姿のような悪徳な毒気が見事に出てきているのが良い。バンドとしてのライブ感も決して素晴らしい!ってんじゃないけど、ドロドロでヘヴィで良い。何が一番って、カッコ良い、って事だ。見た目でカッコ良いってのはやっぱりロックにおいて絶対必要な条件。

 しかしジョー・ペリーが、色々なギター弾いてるワケ。ここで初めて透明なギター見たのかな、何かカッコ良かった…。音は好きじゃなかったけど見た目がカッコ良くて、と思ったらテレキャスのヘンなの使ってたり、出てきたばかりのBCリッチだったり、とにかくどれもこれもカッコ良く弾きこなしてて、これぞロックギタープレイヤーって代名詞だったもん。スティーブン・タイラーもかなりヤバいよ。そんなのがスゲェカッコ良くて大して曲数入ってたワケじゃないし、ベストヒットでもないけど、大舞台だったこともあって凄く気合入ってる、もっともヤバイ頃のエアロのライブでかなり痺れた。今のヘルシーさなんて全く考えてない退廃的なロックがここにある。








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フレ
Posted byフレ

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