Jimmy Page - Studio Works 1964-1968
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Jimmy Page - Studio Works 1964-1968

60年代にスーパースターになっていた若者達はそこから没落していくしかなく、仕事としてミュージシャンをやっていた若者たちはそのまま埋もれていくプレイヤーと、70年代に向けて羽ばたいていく連中とがいた。ニッキー・ホプキンスなんてのは微妙な路線でセッションマンでもありつつも随分と名のしれたプレイヤーになっていったものだ。そして常々こういった話で出てくるのがJimmy Pageなワケでね、60年代はまだ彼も10代だったにもかかわらずアチコチのセッションに顔を出してレコーディングに参加していたのは周知の事実。その断片を纏め上げたCDが昔は「Studio Works 1964~1968」なんてタイトルで出ていたけど、今はどうなんだろ?知らないけどなんかあるだろ。
もちろんイミディエイト絡みのセッションも数多くあり、そこにいたからストーンズの連中やロッドや他の連中なんかも知ってるという環境だったワケで、同じような仕事をしていたジョン・ポール・ジョーンズもそんな知り合いだったってのはこれもまた知られた事実。ビッグ・ジムとリトル・ジムとしてスタジオ界隈では確かなセッションギタリストとして知られていたらしい。まぁ、そのヘンのいきさつはZeppelin本のJimmy Page部分にはたいてい書かれているので容易に調べがつくところだが、数多くの仕事していたことで果たしてどのレコーディングで自分が参加しているのかまで覚えてないということで、そりゃそうだろってくらいだ。このCDでも意外なトコロでの参加も目立つし、まるで知らないのもある。またロックとは無縁で、ともすればギターなんてほとんど要らないんじゃね?ってのもあったりするしさ(笑)。
自分的にはNicoのソロ曲での参加が面白いな、って思ったな。面白いって言うか、NicoとしてもVelvet Undergroundとの出会い前で、女優時代からのソロシングル曲だからまだ全然普通な曲でね、そこでJimmy Pageが手伝ってるってのはなかなか良いよ。歌声は既にあのままだけどね。後はクラプトンとのジャムが割と収録されているのも面白いか。昔から有名だけど、二人でジャムったものが勝手にリリースされてることでお二人ともあまりよろしくは思っていない音源のようで…、それでもファンは興味深く聴ける楽曲群ですな。
などなどと今聴くともっと聴きたいな…なんて思うものだけど、こんだけのスタジオセッションに参加していた下積み時代があってのYardbirdsからLed Zeppelinって思うと、なるほどねと頷ける部分も多い。様々な実験をしながらスタジオワークを覚えていったことだろうし、瞬時のレコーディングを要望されるワケだからそういう感とかセンスってのも磨かれただろうし、今じゃあり得ない事だろうけど、だからこそのJimmy Pageって事で、興味深い編集盤。

60年代にスーパースターになっていた若者達はそこから没落していくしかなく、仕事としてミュージシャンをやっていた若者たちはそのまま埋もれていくプレイヤーと、70年代に向けて羽ばたいていく連中とがいた。ニッキー・ホプキンスなんてのは微妙な路線でセッションマンでもありつつも随分と名のしれたプレイヤーになっていったものだ。そして常々こういった話で出てくるのがJimmy Pageなワケでね、60年代はまだ彼も10代だったにもかかわらずアチコチのセッションに顔を出してレコーディングに参加していたのは周知の事実。その断片を纏め上げたCDが昔は「Studio Works 1964~1968」なんてタイトルで出ていたけど、今はどうなんだろ?知らないけどなんかあるだろ。
もちろんイミディエイト絡みのセッションも数多くあり、そこにいたからストーンズの連中やロッドや他の連中なんかも知ってるという環境だったワケで、同じような仕事をしていたジョン・ポール・ジョーンズもそんな知り合いだったってのはこれもまた知られた事実。ビッグ・ジムとリトル・ジムとしてスタジオ界隈では確かなセッションギタリストとして知られていたらしい。まぁ、そのヘンのいきさつはZeppelin本のJimmy Page部分にはたいてい書かれているので容易に調べがつくところだが、数多くの仕事していたことで果たしてどのレコーディングで自分が参加しているのかまで覚えてないということで、そりゃそうだろってくらいだ。このCDでも意外なトコロでの参加も目立つし、まるで知らないのもある。またロックとは無縁で、ともすればギターなんてほとんど要らないんじゃね?ってのもあったりするしさ(笑)。
自分的にはNicoのソロ曲での参加が面白いな、って思ったな。面白いって言うか、NicoとしてもVelvet Undergroundとの出会い前で、女優時代からのソロシングル曲だからまだ全然普通な曲でね、そこでJimmy Pageが手伝ってるってのはなかなか良いよ。歌声は既にあのままだけどね。後はクラプトンとのジャムが割と収録されているのも面白いか。昔から有名だけど、二人でジャムったものが勝手にリリースされてることでお二人ともあまりよろしくは思っていない音源のようで…、それでもファンは興味深く聴ける楽曲群ですな。
などなどと今聴くともっと聴きたいな…なんて思うものだけど、こんだけのスタジオセッションに参加していた下積み時代があってのYardbirdsからLed Zeppelinって思うと、なるほどねと頷ける部分も多い。様々な実験をしながらスタジオワークを覚えていったことだろうし、瞬時のレコーディングを要望されるワケだからそういう感とかセンスってのも磨かれただろうし、今じゃあり得ない事だろうけど、だからこそのJimmy Pageって事で、興味深い編集盤。
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