Footloose - Original Soundtrack


70年代後期から80年代にかけてロック映画…っつうか音楽映画みたいなのが結構作られたような気がするんだが、まぁ、どれもアメリカ映画なので今見ると概ねくだらないなぁっつうのばっかりなんだが(笑)、それでも売れまくってひとつの時代を成していたのは事実…、多分、その世代には(笑)。
「フットルース」
だめ?そうだな、もちろん単なるサントラっていう言い方もできるんだけど、凄いのはこのサントラからのシングルカットが何曲もチャートを占めたくらいに売れまくってて、妙なベスト盤みたいになってたおかげで更にアルバムが売れるっつう感じ。中でもダントツだったのはテーマ曲「Foot Loose」を歌っていたケニー・ロギンスだね。髭面のいかにもアメリカ人っつう親父が白熱して歌っているんだが、当時流行まくってたMTVでは当然映画のシーンからのPVだったのでイメージ先行だけで売れたっつうワケだな。ま、でも曲は軽快なギターリフから始まるわけで、ポップスとして聴いていた頃は何とも思わなかったけどギター弾くようになってからふとしたことでギターで遊んでたらこのリフがえらく簡単に弾けてさ(笑)、なんだ、こんなもんか、なんて思った(笑)。それからね、クサいけど良い曲だなっつうのがアン・ウィルソンとマイク・レノの「愛のパラダイス」。この頃ってまだHeartバリバリの頃だから艶がある声で、しかも曲が良かったな。映画で使われたシーンも良かったんだけど、そういう歌ができた、ってことでやっぱ○なわけだ。それから「Hero」。荻野目洋子で売れたヤツ(笑)。いや、それはともかくボニー・タイラーの派手な髪型が印象的だったんだが、かっこいい曲だよね。デジタルドラム「シモンズ」のおかずが宙を舞っててさ、もちろん松村雄基と伊藤かずえも目に浮かぶンだが(笑)、聴いていてこれだけ思い切り歌っていてくれると気持ち良いもんだ。似たような意味では「Never」もあるね。
そしていくつかのハードロック路線も入ってて、ひとつはアメリカンボイスとして名を馳せる当時無職のサミー・ヘイガー。爽快で抜けの良いサウンドはやっぱりこの人のもつ個性の成せる業。まさか数年後にヴァン・ヘイレン入るなんて誰も予測できなかった時代だな。もう一つはクワイエット・ライオットの「

んなことで、映画はともかくサントラの楽しみを十分に味わせてくれる作品っつう意味で○。CDよりもDVDの方が安いっつうのも何だかな…。
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