J.Geils Band - Full House Live

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J.Geils Band - Full House Live (1972)
Full House Live

 やっぱりライブアルバムとかライブ映像ってのが好きだな。スタジオ盤のきちんとした音はもちろん作品として完全なものに仕上げているからそれはそれで好きなんだけど、ライブってのはグルーブあるからさ、同じ曲でも全然違うし、勢いも違うからスリリングで迫力もあるもんね。もっともスタジオ盤聴いてるからライブが楽しめるのはあるから、どっちもどっちだろうけど、コンスタントにライブが出てくるバンドは良いね。昔からその熱気をレコードに閉じ込めたくてって言うバンドもたくさんあるけどなかなか難しいみたい。それでもいくつも名ライブアルバムってのはあるし、最近の発掘モノだって大したものだ。

 J.Geils Bandの1,972年のライブから概ねカバー曲ばかりを収録したサイズもコンパクトな「Full House Live」。そもそも自分なんかはJ.Geils Bandと知らないからカバー7日オリジナルなのかはさほど意味が無い…ってカバーの方もそんなに有名なモノでもないのか、記憶にはないものばかりなので結局すべて新しい曲として聞いているんだけど、凄い勢いだね、これ。こういう勢いってのはアメリカのバンドは凄いよなぁ…、一本気でまっすぐ進むみたいなドライブしまくってるスタイル、生で見てたらガツンガツン来るだろうよ。そういえば歌はピーター・ウルフなんだよな…、こういうスタイルを好きな人も多いんだろう、単純にカッコ良い。

 アメリカンロック、正に。ブルースがもうちょっと入ってるかと思ってたけどそうでもなくって思い切りアメリカンロックだったんで、まぁ、想像通りと言えば想像通りか。ライブだから熱気が凄いしその勢いはマジマジと実感できる。音楽的な好みかどうかってのはちょいと違うけど好盤だろうね。どうして自分がこんだけのアルバムとバンドに惹かれないのか、ってのは何となく不思議でもあるけど好みの境目ってのは曖昧で説明しきれないものなのだ(笑)。




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フレ
Posted byフレ

Comments 3

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デューク中島  
スリーカードやんけ

当時 このジャケットを見たら ほとんどの奴が こう言いました(笑)。それぞれ熱演なのに つなぎ目が有って、寄せ集めライブ仕様なのが 残念ですね。日本では セカンドが初盤で、ファーストは 80年に やっと出ました。よかったのは、ブラッドショットまでかな。ヒットした センターフォールドは、このバンドの本質じゃないでしょ。

2016/03/10 (Thu) 12:42 | EDIT | REPLY |   
jamken  

このアルバムは、彼らの良さに気づかされたアルバムです。特にマジックディックのブルースハープですけどね。単純にいいなと思った。

2016/03/11 (Fri) 21:36 | EDIT | REPLY |   
フレ  
フルハウス…

>デューク中島さん
ジャケには意図があったんでしょうね(笑)。

>jamkenさん
アメリカンなのはストレートに来ますからね。ハープってのはちょいと面白いですが。

2016/03/13 (Sun) 21:54 | EDIT | REPLY |   

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