Cocteau Twins - Victorialand

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Cocteau Twins - Victorialand (1986)
Victorialand

 2月かぁ…旅に出るにはちょいと中途半端な季節だなぁ…なんて事を考えてた。どっか行きたいなって思ってさ、そんなに日本全国のアチコチに行ったことがあるワケじゃないからどこでも良いって言えば良いんだけど、冬の北海道とか良いかもなぁ…、どうやって生きてくのか未だに不思議ではあるんだが。そこまで遠くじゃなくても日本海側までとかそういうので良いんだけどね、何かちょっと違う所を散策してみたい気がする。鉄道の旅なら割と行けるんだろうけど車に慣れてしまったので、そうすると普通のタイヤで行ける所で、になっちゃっていかん。そこを打破すべきどうするか…、でも足回りってのは命綱でもあるし、と大げさに考える今日此の頃。

 1986年にリリースされたCocteau Twinsの4枚目の作品「Victorialand」。Kate Bushな流れから妙な歌声の天使エリザベス・フレイザー嬢ってのを思いだしてね、どんなだっけ?って感じ。趣味で言えばさほど興味のない音世界だったし、とにかく暗いじゃない?だから全然ロック好きにとっては興味のある存在じゃないんだよ。ただルーツとか他の世界とかこういうのあるよ、とかこういう思想で出てきているよ、みたいなのもね、ひとつの知識なんで聴いてみたってのがきっかけで、これがさ、悪くない時もあって、今じゃジャンル的にドリーム・ポップなんて言われているみたいだけど、自分たちの時は単なるニューウェイブって言われてて、どっちにしても陰鬱で自己満足でギターがどうのとかそういうパワーなんてのは無縁、ひたすらに雰囲気に呑まれて共にいるみたいなのだからね。

 でもさ、繊細さとか完成度合いって意味じゃやっぱり凄く出来てて、そこにリズ嬢の意味不明訳の分からないボーカリゼーション的な歌が入ってきて、元々何言ってるかわからないんで歌詞がどうのってのは気にもならないんだけど、綺麗な歌と音だなぁ…ってのは印象的。ミニマルなサウンドだけどポップ…ってかキャッチーさはあるから受けたんだろうね。アメリカでもそれなりだったらしいし。まぁ、今の自分的にはBGMと言うか落ち着いた時じゃないと流せない音だし、それでも聞いている時はフワフワと浮遊した気分になれたからそいう価値はあるよね。ま、聞いてる意味があるか?ってぇとヒーリングにしかならないの答えだが…。




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フレ
Posted byフレ

Comments 2

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zitada  

最近聴き始めました、というのもリアルタイムで通ってこなかったなとの思いと
ブライアン・イーノ経由でハロルド・バッドと組んだアルバムを見つけたのがきっかけです
ココらへんも色いろあるみたいで名前の由来はシンプルマインズだったり音だとデッド・カン・ダンスが出てきたり
楽しいです

2016/02/07 (Sun) 22:19 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>zitadaさん

フワフワしてて面白いですね。デッド・カン・ダンスも良いし。
ただ、そこにハマるには至らなかったなぁ…。

2016/02/14 (Sun) 09:15 | EDIT | REPLY |   

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