Renaissance - Camera Camera
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Renaissance - Camera Camera (1981)

iPhoneで本読んでるとどれくらいまで読み進めてるのかってのをまるで意識しないんだよね。紙の本だとこの辺まで読んでるからあと半分くらいか、とかもうすぐ終わるからそろそろクライマックスかな、とか何となくそういうのあるんだけど、iPhoneだとそれがないから突然の展開で終わるなんてパターンだと予測しないで終わっちゃって、何となくドラマ感が損なわれる。テレビや映画でもあと何分で終わるのにこの展開どうなるんだ?とか思ったりするじゃない?それがないからね、まぁ、良いのか悪いのか分からないけど、そういうモンなんだな、電子本ってのはと言う話。
ポップ化への変化と言えばRenaissanceの1981年の作品「Camera Camera」なんてのはもうその筆頭格でクラシックプログレファンの失望を買った最たるものだろう。70年後期あたりの作品からどうも軽くなってきたぞ、ポップ化してきたぞってのはあったけど、ここまでポップ化したのを出してくるとは、って反応だったんじゃないかな。当時はそんなに情報もなかったから一旦解散というかメンバーが脱退しまくったとかそういうのもあまり分かんなかっただろうし、いきなりアルバムでこれじゃしょうがないわな。この前ってほぼ解散しててアニー・ハスラムとマイケル・ダンフォードが何かやろうって話で、そこにキャンプが合流して、じゃ、Renaissanceでやるかってことでメンバー補充して出したアルバムだから元々Renaissanceで作るというものじゃなかったわけだな、だからこんなポップになってるのはあるだろう。カネ稼ぎたかっただろうし、別に良かったとは思うけどね、今は。
まず、音が軽い。80年代の始まりだからこういう音なのだろうけど、元々持っていた荘厳さはほぼ見当たらずテクノロジーの音になっている。アニーの歌はもちろんいつも通りだけどゆったりと伸びやかに歌うという曲調ではないのが多いからかちょっとせせこましくなってる。でも、楽曲はやっぱり往年の強者揃いのアレンジというか構成と言うか作りこみと言うか、一筋縄ではいかない作り込みにはなってるからポップ的だから、と言って敬遠するには少々勿体無い。ある意味プログレッシブ…、ポップ化しつつもプログレ的なアプローチでそれを実現しているという感じか。それこそ筆頭格エイジアに通じるものはある。今となっては案外それらしい音なのかも、と思う部分はある。アニーのソロに近いけどちょいとアプローチがテクニカルってなトコで、こういうポップスがあるか?てぇとそうそうないのも事実で、Kate Bushほどかっ飛んでないし…、ニッチだけど唯一無二な音かも。

iPhoneで本読んでるとどれくらいまで読み進めてるのかってのをまるで意識しないんだよね。紙の本だとこの辺まで読んでるからあと半分くらいか、とかもうすぐ終わるからそろそろクライマックスかな、とか何となくそういうのあるんだけど、iPhoneだとそれがないから突然の展開で終わるなんてパターンだと予測しないで終わっちゃって、何となくドラマ感が損なわれる。テレビや映画でもあと何分で終わるのにこの展開どうなるんだ?とか思ったりするじゃない?それがないからね、まぁ、良いのか悪いのか分からないけど、そういうモンなんだな、電子本ってのはと言う話。
ポップ化への変化と言えばRenaissanceの1981年の作品「Camera Camera」なんてのはもうその筆頭格でクラシックプログレファンの失望を買った最たるものだろう。70年後期あたりの作品からどうも軽くなってきたぞ、ポップ化してきたぞってのはあったけど、ここまでポップ化したのを出してくるとは、って反応だったんじゃないかな。当時はそんなに情報もなかったから一旦解散というかメンバーが脱退しまくったとかそういうのもあまり分かんなかっただろうし、いきなりアルバムでこれじゃしょうがないわな。この前ってほぼ解散しててアニー・ハスラムとマイケル・ダンフォードが何かやろうって話で、そこにキャンプが合流して、じゃ、Renaissanceでやるかってことでメンバー補充して出したアルバムだから元々Renaissanceで作るというものじゃなかったわけだな、だからこんなポップになってるのはあるだろう。カネ稼ぎたかっただろうし、別に良かったとは思うけどね、今は。
まず、音が軽い。80年代の始まりだからこういう音なのだろうけど、元々持っていた荘厳さはほぼ見当たらずテクノロジーの音になっている。アニーの歌はもちろんいつも通りだけどゆったりと伸びやかに歌うという曲調ではないのが多いからかちょっとせせこましくなってる。でも、楽曲はやっぱり往年の強者揃いのアレンジというか構成と言うか作りこみと言うか、一筋縄ではいかない作り込みにはなってるからポップ的だから、と言って敬遠するには少々勿体無い。ある意味プログレッシブ…、ポップ化しつつもプログレ的なアプローチでそれを実現しているという感じか。それこそ筆頭格エイジアに通じるものはある。今となっては案外それらしい音なのかも、と思う部分はある。アニーのソロに近いけどちょいとアプローチがテクニカルってなトコで、こういうポップスがあるか?てぇとそうそうないのも事実で、Kate Bushほどかっ飛んでないし…、ニッチだけど唯一無二な音かも。
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