Moody Blues - Days of Future Passed
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Moody Blues - Days of Future Passed (1967)

ついこないだ正月だったと思ったんだが、早くも1月は終わり新たな月を迎えるあたりになる…、一日一日ってもっと生産的に効率的に生きられないものだろうか?なんて考えることもしばしば。ゆっくりとすることができれば良いんだけどなかなかそういう生活になっていかなくて…、ちょっと前はもっとゆったりとした時間の流れの中で生きていたんだけど、何か損してるような気がするよな、色々と。ヒマな時間が欲しいんじゃなくてゆったりとした時間軸があると良いってお話。
1967年Moody Bluesのセカンドだけど実質ファーストアルバムと良く言われる「Days of Future Passed」。その所以はもちろんクラシカルな音楽とロック的エッセンスの融合ってことでこの路線を走っていくことになった最初のアルバムって意味だ。ジミー・ペイジをして真のプログレッシブ・ロックと言わせたバンドだしね、聴くまではどんだけテクニカルで変拍子でプログレッシブなんだろ?なんて想像してたんだけど、音を聴くとこれがまたそんなのとは全然違った、一日の流れをそのまま音楽で表現しましたというコンセプト通りの雰囲気のある音楽が詰め込まれている。オーケストラがこれだけ入ってて…、入ってるっつうか普通にクラシック聴いてるのと大差ないくらいに入ってるわけで、そこにロック的な電気楽器が入ったりしてるからさ、不思議な感触で、しかもそれが違和感なくしっかりと融合を果たしてて、オーケストラを交えてやりましたってだけじゃなくて、それ用にきちんと作り上げられている音楽作品という位置付けで、だからこそ明らかにクラシック愛好家への間口も広げているし、それはジャケットのデザインにも出ているよね。昔のクラシックってこういう上部にタイトルが入ってる形態だったし。
そして真のプログレッシブ・ロックと言わせたるところ、正にポップサウンドとクラシック…オーケストラの融合による傑作となった、それ自体が見事に革新的な作品になったという部分が大きいのだろう。なるほど、今聴いてもこんだけクラシックと融合しているのもそうそう無い。もっとロックに寄ってたりするしね。これは明らかにクラシックに寄ったところでのポップス、ロック、という辺りで、その中でも「サテンの夜」っつうのが出てきて、そりゃ凄いわ。バンドメンバーの技量とか曲のセンスなんてのは多分まだ全然出てきてなくて、まずは音楽への集中というところに価値を見出していたんじゃないかな。普通に聴いてると全然面白くない音楽だもん。ロック的にはつまんないよ、多分。クラシック聴いてるみたいだし。ところがそういうのもやっぱり凄さとか価値とかあってさ、音楽自体は凄いなって。好き嫌いと素晴らしさは別なんです。それでも聴いておくべき一枚だろう。

ついこないだ正月だったと思ったんだが、早くも1月は終わり新たな月を迎えるあたりになる…、一日一日ってもっと生産的に効率的に生きられないものだろうか?なんて考えることもしばしば。ゆっくりとすることができれば良いんだけどなかなかそういう生活になっていかなくて…、ちょっと前はもっとゆったりとした時間の流れの中で生きていたんだけど、何か損してるような気がするよな、色々と。ヒマな時間が欲しいんじゃなくてゆったりとした時間軸があると良いってお話。
1967年Moody Bluesのセカンドだけど実質ファーストアルバムと良く言われる「Days of Future Passed」。その所以はもちろんクラシカルな音楽とロック的エッセンスの融合ってことでこの路線を走っていくことになった最初のアルバムって意味だ。ジミー・ペイジをして真のプログレッシブ・ロックと言わせたバンドだしね、聴くまではどんだけテクニカルで変拍子でプログレッシブなんだろ?なんて想像してたんだけど、音を聴くとこれがまたそんなのとは全然違った、一日の流れをそのまま音楽で表現しましたというコンセプト通りの雰囲気のある音楽が詰め込まれている。オーケストラがこれだけ入ってて…、入ってるっつうか普通にクラシック聴いてるのと大差ないくらいに入ってるわけで、そこにロック的な電気楽器が入ったりしてるからさ、不思議な感触で、しかもそれが違和感なくしっかりと融合を果たしてて、オーケストラを交えてやりましたってだけじゃなくて、それ用にきちんと作り上げられている音楽作品という位置付けで、だからこそ明らかにクラシック愛好家への間口も広げているし、それはジャケットのデザインにも出ているよね。昔のクラシックってこういう上部にタイトルが入ってる形態だったし。
そして真のプログレッシブ・ロックと言わせたるところ、正にポップサウンドとクラシック…オーケストラの融合による傑作となった、それ自体が見事に革新的な作品になったという部分が大きいのだろう。なるほど、今聴いてもこんだけクラシックと融合しているのもそうそう無い。もっとロックに寄ってたりするしね。これは明らかにクラシックに寄ったところでのポップス、ロック、という辺りで、その中でも「サテンの夜」っつうのが出てきて、そりゃ凄いわ。バンドメンバーの技量とか曲のセンスなんてのは多分まだ全然出てきてなくて、まずは音楽への集中というところに価値を見出していたんじゃないかな。普通に聴いてると全然面白くない音楽だもん。ロック的にはつまんないよ、多分。クラシック聴いてるみたいだし。ところがそういうのもやっぱり凄さとか価値とかあってさ、音楽自体は凄いなって。好き嫌いと素晴らしさは別なんです。それでも聴いておくべき一枚だろう。
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