Queen - Made in Heaven
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Queen - Made in Heaven (1995)

ロックってのはもうこんだけ長く存在していると無駄な知識ばかりを知っている部分もいっぱいあって、逸話やインタビューでの発言、実はこんなんだった、とかそういうのがアチコチあって、そんな情報をどんだけ知ってるかってか、知ってると面白いし、自分が「へぇ〜、」って思ったりするだけなんで単に興味本位なだけだけど何人かが集まって会話するとそういう小ネタがたくさん出てくる。もちろん知らないことも多数あるからなるほど、と面白くなる。だからロックは歴史だ、となるし知識だ、ともなってきているんだな。もちろん単純に聴いて楽しければ良いんだけど、興味持つと深く入りたくなるしね、そういうもんだ。
70年代初頭にMott The Hoopleの前座バンドとして英国でツアーを行ったQueen、どんどんとバンドが成長していて、また変化していって最終章は1991年に打たれることになったが、既にその頃からQueenとして、フレディ・マーキュリーとして残されているマテリアルが幾つかあると囁かれていて、そのうちに編集盤が出てくるはずだ、なんてのはあった。そして1995年になって「Made in Heaven」がリリースされた。う〜ん、そんなに年月経ってからだったのかなぁ…、死んですぐ出たみたいな記憶があったけど、3年も経過してたんだ…。もうね、タイトルからして「Made in Heaven」でしょ?それだけでグッと来たもんな。んでアルバム流してみれば最初から美しくも力強いフレディの「It’s A Beautiful Day〜」なんてのが歌われててさ、うわ〜、こりゃ凄いや〜、もっと聴きたかったな〜ってつくづく思ったもん。その後も「Made In Heaven」って、あれ?「Mr Bad Guy」からの歌の流用?なるほど、でも全然違うなぁ…とか、「Let Me Live」なんかモロにQueenって感じのコーラスワーク全開で、見事な曲でさ、最後の最後でこんなに良いの出せるんじゃないか!ってくらいにQueenって曲。そしてフレディ・マーキュリーが生前最後に歌った曲と言われている「Mother Love」基本「Innuendo」からの流れを汲むスタイルが出ている曲で、元気いっぱいのスタイルじゃないけど、最後の最期までフレディ・マーキュリーらしい歌声をしっかりと聴かせてくれている泣ける歌だ。そしてノエビア化粧品の曲がこんなにQueenらしくなって帰ってきたと言わんばかりの「I Was Born To Love You」、弾け飛ばんばかりのエナジーに満ち溢れている素晴らしい歌声、そしてQueen流に仕上げてきたのはリスナー的にはとても満足な仕上がり。
後はなぁ…どんどん涙が出てくるような曲ばかりになっていくんだよね。アチコチの素材から持ってきて作り上げている風なのが多くて、元ネタが有名じゃないからそれなりに成り立つんだけど、「A Winter’s Tale」はフレディ最後のソロ作曲だったとか…、何かね、デモ・テープに被せたのかなって感じでメンバーが見事にそれを活かしているという作品で、よくぞ作り上げた!と喝采したいものだ。これでほとんどの素材は出し尽くしたんじゃないだろうか。以降もフレディ・マーキュリーの素材はほとんど出てきてないし、正にQueenの歴史を締めくくるに相応わしい名盤。寄せ集め作りこみ過ぎ部分はあるけどQueenというバンドをしっかりと出し切っている。どうもBowieの最期をも思い出して聴いてしまった…。

ロックってのはもうこんだけ長く存在していると無駄な知識ばかりを知っている部分もいっぱいあって、逸話やインタビューでの発言、実はこんなんだった、とかそういうのがアチコチあって、そんな情報をどんだけ知ってるかってか、知ってると面白いし、自分が「へぇ〜、」って思ったりするだけなんで単に興味本位なだけだけど何人かが集まって会話するとそういう小ネタがたくさん出てくる。もちろん知らないことも多数あるからなるほど、と面白くなる。だからロックは歴史だ、となるし知識だ、ともなってきているんだな。もちろん単純に聴いて楽しければ良いんだけど、興味持つと深く入りたくなるしね、そういうもんだ。
70年代初頭にMott The Hoopleの前座バンドとして英国でツアーを行ったQueen、どんどんとバンドが成長していて、また変化していって最終章は1991年に打たれることになったが、既にその頃からQueenとして、フレディ・マーキュリーとして残されているマテリアルが幾つかあると囁かれていて、そのうちに編集盤が出てくるはずだ、なんてのはあった。そして1995年になって「Made in Heaven」がリリースされた。う〜ん、そんなに年月経ってからだったのかなぁ…、死んですぐ出たみたいな記憶があったけど、3年も経過してたんだ…。もうね、タイトルからして「Made in Heaven」でしょ?それだけでグッと来たもんな。んでアルバム流してみれば最初から美しくも力強いフレディの「It’s A Beautiful Day〜」なんてのが歌われててさ、うわ〜、こりゃ凄いや〜、もっと聴きたかったな〜ってつくづく思ったもん。その後も「Made In Heaven」って、あれ?「Mr Bad Guy」からの歌の流用?なるほど、でも全然違うなぁ…とか、「Let Me Live」なんかモロにQueenって感じのコーラスワーク全開で、見事な曲でさ、最後の最後でこんなに良いの出せるんじゃないか!ってくらいにQueenって曲。そしてフレディ・マーキュリーが生前最後に歌った曲と言われている「Mother Love」基本「Innuendo」からの流れを汲むスタイルが出ている曲で、元気いっぱいのスタイルじゃないけど、最後の最期までフレディ・マーキュリーらしい歌声をしっかりと聴かせてくれている泣ける歌だ。そしてノエビア化粧品の曲がこんなにQueenらしくなって帰ってきたと言わんばかりの「I Was Born To Love You」、弾け飛ばんばかりのエナジーに満ち溢れている素晴らしい歌声、そしてQueen流に仕上げてきたのはリスナー的にはとても満足な仕上がり。
後はなぁ…どんどん涙が出てくるような曲ばかりになっていくんだよね。アチコチの素材から持ってきて作り上げている風なのが多くて、元ネタが有名じゃないからそれなりに成り立つんだけど、「A Winter’s Tale」はフレディ最後のソロ作曲だったとか…、何かね、デモ・テープに被せたのかなって感じでメンバーが見事にそれを活かしているという作品で、よくぞ作り上げた!と喝采したいものだ。これでほとんどの素材は出し尽くしたんじゃないだろうか。以降もフレディ・マーキュリーの素材はほとんど出てきてないし、正にQueenの歴史を締めくくるに相応わしい名盤。寄せ集め作りこみ過ぎ部分はあるけどQueenというバンドをしっかりと出し切っている。どうもBowieの最期をも思い出して聴いてしまった…。
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