Lou Reed - Coney Island Baby

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Lou Reed - Coney Island Baby (1975)
Coney Island Baby

 そういえばこないだバンドメンバーと久々に会ってスタジオで遊んでたんだが、着くなり久々、って挨拶もそこそこにロック話…それは良いんだが、自分以外のメンバー3名、全員ガラケー弄ってて驚いた(笑)。最近どこ行ってもスマホばっかでガラケー見る機会の方が減ってたんで、そうそういないんだろうななんて思ってたけど、さすがに自分の周りの偏屈者達は流石だ、自分のスタンスをしっかり持っている輩ばかりでバカにしつつも嬉しくなってしまった。全員が口を揃えてスマホ要らねぇもん、電話とメールしかしないしな、だと。全くその通りだ。その分レコードやCDにはいくらでも無駄遣いしてるクセにな…、そんな些細なところで変わらない連中…なんて苦笑いしてしまったのだった。

 1975年、RCA時代のルー・リードの唯一のまともなスタジオ作品、と言うかきちんと作りたいものを作ったという「Coney Island Baby」。アルバムジャケットからしてどうしてもその他のRCA時代のアルバムの方に手が伸びるのだが、このジャケットは昔からどうにもそれ系な雰囲気が出過ぎてて手が伸びなかったな。そもそもルー・リードってそんなに真面目に取り組んだことも多くないし、アルバムもそこそこしか手を出してなかったからね。何となくの流れでちとデカダン的なの無いかなって漁ってて、引っ張ってきたんだけど、これがまたユニークなアルバムで楽しめた。同じ愛を語るんでもストラングラーズとルー・リードではこうも違うか、ってくらいだ(笑)。

 案外ギタリストは聴きやすいかも…、ボブ・キューリックだからかな、かなり弾きまくってるんでそのオブリ的なギターのフレーズの差し込みはうるさいくらいに鳴っているんで気になって気になってしょうがないっていう感じはある。もちろん歌のルー・リードがメインだし、その淡々とした迫力はさすがに迫り来るものがあるから、そのパワーよりも前に出ることはないけど、しっかりとノイズ的にも目立ってて楽しめる。ルー・リード本来の味ってノイズに近いのもあれば甘いメロディもあったりしてR&R的なのってそんなに個性としては感じないけど、ただ、あ、ルー・リードだ、ってわかる独特のものはある。そんな作品が幾つも散りばめられた充実のアルバムだね。

 RCAってこの頃のロックミュージシャンからするとほぼ誰からも売上と利益の搾取会社って思われてたみたいで、どうなんだろ?って思ったり。そのくせ皆秀作を残しているんだからそれはそれできちんと音を聞き分ける人間がいたんだろう。自由さが削られる代わりにきちんとした作品を作り上げて売るということに長けていたってことか。どっちを取るかだなぁ…。




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フレ
Posted byフレ

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