Pink Fairies - Kings of Oblivion

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Pink Fairies - Kings of Oblivion (1973)
Kings of Oblivion

 今の世代は怒りの矛先や世間の矛盾を吐き出すところやどうしようもないエネルギーの塊を発散する場ってのを必要としていないのだろうか?それくらいにおとなしく賢い人間ばかりになっているのだろうか?もちろんそんなことはあるはずないだろうし、そういう発散場所ってのも何かしら求めているんじゃないかと思うんだけど、そういうのあまり聞かないな。実は無いのかもしれない。とするとロックの原動力ってのが無いってことだから面白いのが出て来るハズがないんだよな。それだけ政府を含めた世間が正常に機能していると言うことなのかもしれないが、う~ん、時代背景が違うからなのか、ロックが生まれる土壌なぞ無くなってきているとも言えるのか…。

 1973年リリースのPink Fairies三枚目となる一旦の終焉を迎えた作品「Kings of Oblivion」。プログレとかサイケとか色々言われるバンドだけど、どう聴いたってR&Rとパンクでしかないだろ、ってのがその本領で、The DeviantsやHawkwindの流れで語られるとサイケになっちゃうもんな。でも、motorheadからの流れで聴けば明らかにパンク源流のロックになるだろうよ。そ中間を縫って出てきているバンドとも言えるんだが、早すぎたロックバンドのひとつだったのかも。この「Kings of Oblivion」も冒頭からカッコ良いよ~、ノイジーに迫力任せで出て来るんだが、ガツンという感じじゃなくって少々ぼやけている…そのヘンがサイケの流れを感じてしまう部分ではあるけどやってることはパンクへと続く流れで何のイメージも持たずして聴くべしなアルバム。

 ジャケットが3匹のコブタ…だけど悪そうで良いでしょ?こういうユーモアが効いてるのも楽しいし、やっぱりヘンな印象のあるバンド。スリリングで疾走感溢れるハードロックな音とトリップしてます的なフワフワ感とパンキッシュな流れを汲む不思議な音が詰め込まれた作品、Pink Fairiesの中では一番良いんじゃないかな。もちろんmotorheadオリジナルメンバーのギタリストラリー・ウォリス参加のアルバムです♪


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フレ
Posted byフレ

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デューク中島  
表ジャケットは ややダサいけど

裏ジャケットと 中袋の写真が カッコよかったです。当時 日本盤は出てなくて、全て 輸入盤でした。英語分からないし、粘っこいハードロックとして、単純に いかすバンドだなあと とらえてました。

2016/01/06 (Wed) 23:09 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>デューク中島さん

今でもよくわからないカテゴライズではありますね。

2016/01/11 (Mon) 19:58 | EDIT | REPLY |   

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