The Deviants - Ptooff!

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The Deviants - Ptooff! (1967)
Ptooff!

 ロックってさ、どんどんと人間がいなくなっていくんだよな?とするとやっぱりロックの終焉ってのに近づいているってことになるんだよな?そりゃ新しいロックスターだって出てきてるけど、どこまでカリスマ性があったり、歴史を作れる人がこれから出て来れるのか?ってなるとそうはなかなかいないだろうし。黎明期のロック野郎たちが消えていくってのと新しいのが出て来るってのは圧倒的に数が違うからやっぱり廃れていくんだろうな。う〜ん、クラシックロックってもういいやって思ってる部分あるけど、結局聴くのはそのヘンが多いし、やっぱりロックの寿命が見えてきてしまったのかも。んなことない、っていう気風もあるんだけどね。

 1967年リリースの元祖サイケデリックなミック・ファーレン率いるThe Deviantsの最初の作品「Ptooff!」。正に時代の寵児とも言えるサイケデリックの象徴サウンド、今聴いても特に必要性は感じないし、スゲェ!ってんでもないんだけどやっぱりその筋では名盤の誉れ高いアルバムらしい。サイケってのめり込めないから自分的にはあんまり名盤とかよくわからなくてね…。ただ、聴きやすさが同居してるからポップシーンでは上手くできている作品なんだろうと思う。聴かないとこういうの分からないしな〜、聴いても分からないしな〜、どうしたもんか、ってのはある。

 …が、古き良き雑誌なんかを眺めていてもデヴィアンツならこの「Ptooff!」だ、ってのがいつも書かれているし、聴いてみなきゃって思ってたのはある。マザーズ並みの変態さはあるんだが、それも慣れてしまってて…、あ、だから凄いんだな。ロックばりばりの頃の聞いていると受け付けないけど、ザッパ経由で聴いてみると納得した一枚。まぁ、時代の産物だよなぁ…。




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フレ
Posted byフレ

Comments 3

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yuccalina  

こんにちは。
ロックの終焉、確かにひしひしと感じますね。
私も昔のばっかり聴いてて、最近何がヒットしてるのか全然知りませんわ。
社会現象になるようなアーティストはもう現れないかもしれませんね。
でも、好きな音楽をコツコツと続けてる職人的アーティストとか、私は結構好きなので、ビッグスター、ヒーローの登場を期待してはいないですね。

2016/01/06 (Wed) 10:26 | EDIT | REPLY |   
akakad  

大体同じことを思います
広義のロックはポップスの中でずっと生きていくでしょう
バンドとしては古いですが最近のトレンドはこんなもんです
https://www.youtube.com/watch?v=dCnnWlFfYn0
このバンドが影響力が大きくてスミス系ギターレスAORといえばいいんでしょうか
モリッシーが受け付けなければ最近のはほぼダメでしょうね

あとはThe VinesのベースとドラムがいるThe Griswoldsも割と好きです
https://www.youtube.com/watch?v=3G5F4QDoIXo
アメリカのTop Heatseekersという新人発掘用チャートで7位だったんでそこそこ有望です

2016/01/09 (Sat) 20:54 | EDIT | REPLY |   
フレ  
ロックの終焉…またひとつ

>yuccalinaさん
ボウイ訃報でまたひとつ…。
音楽を聴く上では増えているんでしょうけど、やっぱり派手なのは必要かな〜とかね。

>akakadさん
どちらも…かな(笑)。

2016/01/11 (Mon) 19:57 | EDIT | REPLY |   

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