The Kinks - Days

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The Kinks - Days (1968)
The Kinks Anthology 1964 - 1971

 新年になり、相変わらずのロック三昧な毎日を送り続けていこうじゃないか。10年を超えたこのブログ、果たしてどこまで行き着くのかもうあまり考えてないんでその日暮らしで続けていくのだろうが、ちょいと節目ってのもあって考えることはあるよな。続ける続けない、ってよりもどういう方向性にしてくかとかどこ目指すか、みたいなのをね、考えてるとこ。そんなに真面目に考えなくてもいいんだろうけど、やり続けるってのはそういうのもある程度考えないと出来ない部分あってさ。日々日記みたいに書いてますとか聴いたアルバムを書いてます、じゃ続かないもん。それでいて読む側にはそういうこと考えさせることもなく、今日は知ってるアルバムだ、とか知らないな、ふ〜ん、みたいな感じ方してもらえるように、それでいて離れないようなことも書いておきたいし、色々考えるんだよ、実際はさ(笑)。

 …なこともありつつの、なので、2016年のテーマかもしれない「困惑」=「幻惑」=「Daze」=「Days」ってことで、初っ端はThe Kinksの「Days」。CD自体は何でも良いんだけどアルバム曲じゃなくてシングルリリース曲だから編集盤にしか入ってないんでね、曲自体は別に困惑を表しているワケじゃないから普通に日常な歌だけど、面白いのはRay Daviesが自身のソロライブの際にあーだこーだと曲解説しながら次の曲を始める時にストーリーがあるんだけど、その時に混乱していた、って流れで彼は「d.a.z.e」と書いた…ってところから「Days」を演奏してたのさ。もう20年以上前の話だけど(笑)。それを今思い出したので自分も今年はややその辺困惑するかな〜って単語でね。Zeppelinの「Daze and Confused」でも良かったんだけど、それだと素直に書けないしもっと音楽的なのとか書きたくなるじゃない?なんてね。

 The Kinksの「Days」、1968年6月リリース、英国ではチャート最高12位まで記録したシングル。正にレイ・デイヴィス屈指の名曲のひとつに数えられるものだろう。歌詞の内容も神から与えられた日々への感謝とも言えるし、亡くなってしまった自分自身への感謝とも言えるものだが、こんなもん簡単に書けないだろう?ってくらいに詩人。そして曲のメロディも優しさも訴えかけてくる技量もすべてが見事。そういうミュージシャンなんてたくさんいるけど、この人のはホントにまっすぐに響いてくる曲が多くて素晴らしい。何も迷う事なく日々に感謝して生きていこうじゃないか、ってか?ま、その通りだけどね、考えることもあるんだよ(笑)。






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フレ
Posted byフレ

Comments 4

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yuccalina  

フレさん、明けましておめでとうございます。
今年もちょいちょいお邪魔させていただきますね。
で、60年代のキンクスは私の大好物。ロンドンっ子でない私にも、情景が目に浮かぶ歌詞。私にとって一番イギリスを意識させるバンドでございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

2016/01/02 (Sat) 11:24 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>yuccalinaさん

そうなんですよね、ロンドンの情景への羨望を生々しく教えてくれるのがレイの歌詞で。
正に英国的な雰囲気が大好きです。
本年もよろしくお願いします。

2016/01/04 (Mon) 08:21 | EDIT | REPLY |   
背中合わせ  
いつもありがとうございます

以前1度だけコメントさせていただいた、Kinks好きのもてない女子です(笑)
まさに、今日のは知らないなあとか、そうそうとか、またある時は分からないバンドのことを調べるのに使ったり、ちょくちょく拝見しています。全く知らないものでも一人の方の視点が軸になると、イメージが湧きやすくて助かります。
今日はDavid Bowieのことが悲しくて、こちらに見せていただきにきました。
今年もよろしくお願いします。

2016/01/12 (Tue) 11:30 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>背中合わせさん

Kinks好きな女子は少ないのでとても覚えてます♪
BowieさんもKinks好きで、いつだったかレイと二人でWaterloo Sunsetを一緒に歌ってますね。

2016/01/18 (Mon) 21:59 | EDIT | REPLY |   

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