Rammstein - Live in Amerika
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Rammstein - Live in Amerika (2015)
![Live in Amerika [Blu-ray] [Import]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41YJEJvwdjL.jpg)
最近の風潮からして、ロックへの入り口ってのは狭くなってないのかな?テレビ離れは必至だしスマホやゲーム依存が多くなってるとなると、情報収集ってのは興味があるモノしか漁らなくなる、せいぜいニュース程度となれば垂れ流しにされてた音楽への興味ってのに惹き付けられる機会が減るのでは?とも思うが。そこはアイドルでカバーか?自分が今聴いてるようなロックにたどり着くまでってどういう過程を経て来るのかな〜なんて考えたりもする。まぁ、来たからって何があるワケでもないが(笑)。
Rammsteinの美学。こないだ突然リリースされてた「Live in Amerika 」。「Live in Amerika 」?なんで今頃?って思ったのが最初の印象。しかも2010年のツアー千秋楽のマジソン・スクエア・ガーデンでの演奏がメインで、ツアードキュメンタリー付きってことだ。ドキュメンタリーってか裏話集、思い出話集ってところだ。このバンドは「ヘン」なのとインパクトあったんで前から好きでね、事あるごとに見たり聴いたりしてたんだが、ホント突然のリリースにちょいびっくり。今更?ってのはバンド総決算的な意味合いが大きいのかな、もうあくせくと稼ぐような活動をするとも思えないバンドだし、ヨーロッパの重鎮的動きしかしないだろうし、それが「Live in Amerika 」の映像集だ。どれどれ…。
ライブ本編、MSGの制限もあるのか案外炎の露出が少ない。このツアーはこんなもんだったのかもしれないけど、昔よりも派手さが減ってるか?って思った。そりゃ迫力満点で演奏は完璧、ショウとしても完璧、ドイツ語でMSGを制覇したバンドってのはいないだろうよ。ドイツ語に限らないけどMSGを英語以外で埋めるってね、ないよ。今ならBabymetalが一番近いけど。でもさ、普通に叫んでるんだよねぇ、こういう音楽の場合あまり言葉は関係ないみたいだし、しかもサーカス見に行くようなモンで、火炎ショウだからさ、それでも聴衆の女の子は泣きながらって子もいるワケで、そこがヨーロッパ美学メロディの美しい所だ。単なるメタルじゃなくて、バリトンボイスにヨーロッパの荘厳なメロディとサウンド、そして火炎ショウ、相変わらずのふざけた下ネタ振り付け満載に、最後の最後には100kgくらいはありそうな金属の天使の羽、火炎付きを背負って出て来るティルの真剣さはこのMSGのショウに賭ける意気込みが現れている。人間不思議なもので炎を見ていると恍惚としてくるんだよね。それを音楽の感動と合わせてやっちゃうから異次元に入り込むんだよ、凄いもん。
んで、ドキュメンタリーの方ではアメリカとの関わりを映像なりコメントなり、ジャック・バウアーが話したり色々なミュージシャンも出てきて話したりしてこれまでほとんど謎に近かったバンドメンバーの実態が暴かれていく。インタビューとかほとんど無いし、ステージのショウが全てっていうバンドだったからこうして個性が聞けたのはちょっと面白かった。東ドイツの状況からバンドとの関わり、そしてアメリカへの夢、挫折、落ち着いた頃の成功、そりゃ感慨深くもなろうと言うものだ。バンド解散の危機も数回はあったようだし、素直に良かったな、って応援できる気持ちになるビデオだった。それでいてこのジャケット…、いつもの如く多重で皮肉なユーモアに溢れたセンスが素晴らしい。
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最近の風潮からして、ロックへの入り口ってのは狭くなってないのかな?テレビ離れは必至だしスマホやゲーム依存が多くなってるとなると、情報収集ってのは興味があるモノしか漁らなくなる、せいぜいニュース程度となれば垂れ流しにされてた音楽への興味ってのに惹き付けられる機会が減るのでは?とも思うが。そこはアイドルでカバーか?自分が今聴いてるようなロックにたどり着くまでってどういう過程を経て来るのかな〜なんて考えたりもする。まぁ、来たからって何があるワケでもないが(笑)。
Rammsteinの美学。こないだ突然リリースされてた「Live in Amerika 」。「Live in Amerika 」?なんで今頃?って思ったのが最初の印象。しかも2010年のツアー千秋楽のマジソン・スクエア・ガーデンでの演奏がメインで、ツアードキュメンタリー付きってことだ。ドキュメンタリーってか裏話集、思い出話集ってところだ。このバンドは「ヘン」なのとインパクトあったんで前から好きでね、事あるごとに見たり聴いたりしてたんだが、ホント突然のリリースにちょいびっくり。今更?ってのはバンド総決算的な意味合いが大きいのかな、もうあくせくと稼ぐような活動をするとも思えないバンドだし、ヨーロッパの重鎮的動きしかしないだろうし、それが「Live in Amerika 」の映像集だ。どれどれ…。
ライブ本編、MSGの制限もあるのか案外炎の露出が少ない。このツアーはこんなもんだったのかもしれないけど、昔よりも派手さが減ってるか?って思った。そりゃ迫力満点で演奏は完璧、ショウとしても完璧、ドイツ語でMSGを制覇したバンドってのはいないだろうよ。ドイツ語に限らないけどMSGを英語以外で埋めるってね、ないよ。今ならBabymetalが一番近いけど。でもさ、普通に叫んでるんだよねぇ、こういう音楽の場合あまり言葉は関係ないみたいだし、しかもサーカス見に行くようなモンで、火炎ショウだからさ、それでも聴衆の女の子は泣きながらって子もいるワケで、そこがヨーロッパ美学メロディの美しい所だ。単なるメタルじゃなくて、バリトンボイスにヨーロッパの荘厳なメロディとサウンド、そして火炎ショウ、相変わらずのふざけた下ネタ振り付け満載に、最後の最後には100kgくらいはありそうな金属の天使の羽、火炎付きを背負って出て来るティルの真剣さはこのMSGのショウに賭ける意気込みが現れている。人間不思議なもので炎を見ていると恍惚としてくるんだよね。それを音楽の感動と合わせてやっちゃうから異次元に入り込むんだよ、凄いもん。
んで、ドキュメンタリーの方ではアメリカとの関わりを映像なりコメントなり、ジャック・バウアーが話したり色々なミュージシャンも出てきて話したりしてこれまでほとんど謎に近かったバンドメンバーの実態が暴かれていく。インタビューとかほとんど無いし、ステージのショウが全てっていうバンドだったからこうして個性が聞けたのはちょっと面白かった。東ドイツの状況からバンドとの関わり、そしてアメリカへの夢、挫折、落ち着いた頃の成功、そりゃ感慨深くもなろうと言うものだ。バンド解散の危機も数回はあったようだし、素直に良かったな、って応援できる気持ちになるビデオだった。それでいてこのジャケット…、いつもの如く多重で皮肉なユーモアに溢れたセンスが素晴らしい。
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