Suck - Time to Suck
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Suck - Time to Suck (1971)

刺激的なロックがいい。どんだけ色々聴いたってやっぱり衝撃的刺激的なサウンドに出会った時の興奮度ってのは変わらないし、そいつを欲しているから聴くんだってことも実感する。もちろんそこから何度も聴くことでハマりつつ更に深みのある刺激を求める事にもなるのは普通のお話だが、やっぱりロックは衝撃度が強い音だ。今でもそういうのを求めてるし、別に最近の音楽でも良いんだけどそういうのが少ないってことで、やっぱり70年代はアホみたいにそういうのに人生賭けてますみたいなのが多いから何でも出てきたんだろうなぁとシミジミ。
1971年に録音されたけどお蔵入りのまま年月が経ち、2009年になってアメリカのレーベルから発掘リリースされたという南アフリカ出身のバンドSuck(笑)の「Time to Suck」。南アフリカだぜよ。メンバーをWikiで見ると南アフリカ出自ってのと英国・イタリアと並んでるから多国籍バンドになるが、よりにもよって南アフリカで出会ってそのまま好きでやって録音したって所だろうか。南アフリカでのデビューは当時難しかったのか斬新過ぎたのか、どういう毛色でテープが40年経過してアメリカのレーベルで発掘リリースされたのかもよく分からんけど、まぁ、聴いてみればいいよ、ぶっ飛ぶから(笑)。
Songlist
1.Aimless Lady
2.21st Century Schizoid Man
3.Season Of The Witch
4.Sin's A Good Man's Brother
5.I'll Be Creepin'
6.The Whip
7.Into The Fire
8.Elegy
9.War Pigs
基本Black Sabbath的Uriah Heep的、そこにZeppelin的なプログレセンスも入るのだろうけど、そんなのよりも先に超ぶっ飛びのハードロックバンドってことを認識する人の方が多いんじゃないだろうか。曲目見りゃわかるけど、カバーばかりだからどうやって料理してるんだろう?って好奇心が疼くワケ。んで聴いてみると完璧にぶっ飛ぶ。GFRのヤツからして何じゃこりゃ?だしその後のクリムゾンの「21バカ」とかこんなに疾走感溢れるハードロックで出来ちゃうのか?スゲェ!とか、ドノヴァンってこんなにヘヴィになるの?しかもこれ、Zeppelinがやったらこうなるって感じじゃね?ってくらい初期のサイケ色なんかも出てて、そりゃ1970年だからそっか。フリーのカバーではやや疾走感増しているくらいでオリジナルを大幅に変えるってのは出来なかったのか、そのヘンがフリーの個性かもな、とかコロシアムなんてカバーするんかい?な別の驚きやPurpleのコレ?が一番ハマってるのかも?なんて思ったり…、ボーナスにはサバスだよサバス、このバンドの本質だからあのオドロオドロしさ感と言うよりもSuckの疾走感とキレの良さが出て来ててなかなか楽しめる…、冷静に聴けば普通に単なるカバー曲アルバムだが、アレンジや取り組みが当時のスタンスってのが新鮮で、だからこそ表には出て来れなかっただろうけど、今となっては貴重なシーンの証人とも言える音があの時代の音で詰め込まれているのは頼もしい。割と愛聴盤になっちゃってるかも。

刺激的なロックがいい。どんだけ色々聴いたってやっぱり衝撃的刺激的なサウンドに出会った時の興奮度ってのは変わらないし、そいつを欲しているから聴くんだってことも実感する。もちろんそこから何度も聴くことでハマりつつ更に深みのある刺激を求める事にもなるのは普通のお話だが、やっぱりロックは衝撃度が強い音だ。今でもそういうのを求めてるし、別に最近の音楽でも良いんだけどそういうのが少ないってことで、やっぱり70年代はアホみたいにそういうのに人生賭けてますみたいなのが多いから何でも出てきたんだろうなぁとシミジミ。
1971年に録音されたけどお蔵入りのまま年月が経ち、2009年になってアメリカのレーベルから発掘リリースされたという南アフリカ出身のバンドSuck(笑)の「Time to Suck」。南アフリカだぜよ。メンバーをWikiで見ると南アフリカ出自ってのと英国・イタリアと並んでるから多国籍バンドになるが、よりにもよって南アフリカで出会ってそのまま好きでやって録音したって所だろうか。南アフリカでのデビューは当時難しかったのか斬新過ぎたのか、どういう毛色でテープが40年経過してアメリカのレーベルで発掘リリースされたのかもよく分からんけど、まぁ、聴いてみればいいよ、ぶっ飛ぶから(笑)。
Songlist
1.Aimless Lady
2.21st Century Schizoid Man
3.Season Of The Witch
4.Sin's A Good Man's Brother
5.I'll Be Creepin'
6.The Whip
7.Into The Fire
8.Elegy
9.War Pigs
基本Black Sabbath的Uriah Heep的、そこにZeppelin的なプログレセンスも入るのだろうけど、そんなのよりも先に超ぶっ飛びのハードロックバンドってことを認識する人の方が多いんじゃないだろうか。曲目見りゃわかるけど、カバーばかりだからどうやって料理してるんだろう?って好奇心が疼くワケ。んで聴いてみると完璧にぶっ飛ぶ。GFRのヤツからして何じゃこりゃ?だしその後のクリムゾンの「21バカ」とかこんなに疾走感溢れるハードロックで出来ちゃうのか?スゲェ!とか、ドノヴァンってこんなにヘヴィになるの?しかもこれ、Zeppelinがやったらこうなるって感じじゃね?ってくらい初期のサイケ色なんかも出てて、そりゃ1970年だからそっか。フリーのカバーではやや疾走感増しているくらいでオリジナルを大幅に変えるってのは出来なかったのか、そのヘンがフリーの個性かもな、とかコロシアムなんてカバーするんかい?な別の驚きやPurpleのコレ?が一番ハマってるのかも?なんて思ったり…、ボーナスにはサバスだよサバス、このバンドの本質だからあのオドロオドロしさ感と言うよりもSuckの疾走感とキレの良さが出て来ててなかなか楽しめる…、冷静に聴けば普通に単なるカバー曲アルバムだが、アレンジや取り組みが当時のスタンスってのが新鮮で、だからこそ表には出て来れなかっただろうけど、今となっては貴重なシーンの証人とも言える音があの時代の音で詰め込まれているのは頼もしい。割と愛聴盤になっちゃってるかも。
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