Cheap Trick - Sgt Pepper Live
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Cheap Trick - Sgt Pepper Live (2009)

アメリカのB級バンド、と言うか売れたけどその後すぐに衰退していったバンドってのは英国みたいにB級バンドでも価値あるよね、って再発見に至る例は少なくて、やっぱダメだったんだからダメだろ、くらいにしか扱われないみたい。だから再発もあまり出てなくてCD化も一度されてれえば御の字、以降の再発なんてほぼ出て来ないというのも多いみたい。だからこれからその辺漁ろうと思ってもなかなか簡単には入手できないものが多い。DLにしてもそれは同じで、要するに商売にならないモノだったから相手にされてない、ってのがある。いくつものバンドを取り上げてみようかと思ったけど、自分自身アルバム丸ごと聴けないんじゃしょうがないしなぁ…とセコセコとコレクト出来れば良いけど、そこまで根気が持たない気もしてるし、そのうち何かのタイミングだろうかと。
んで、まるで打って変わってキッスと来たからふとチープ・トリックって…って思ってちょこっと漁ってみると面白いのが出てたんで、ちょいと取り上げてみましょう。「Sgt Pepper Live」、2009年リリースのライブアルバムっつうか企画物アルバム。タイトル通りそのまま「Sgt Pepper Live」をやってるワケだが、元々ビートルズ大好きバンドとして知られていたし、曲調にもそんなのはたくさん出てきていたのでやること自体に驚きはないのだが、その出来映えと実力にはかなりびっくりした。まずロビン・ザンダーの歌の上手さ。Cheap Trickの時もそりゃ上手いのはあったけど、こういうのでこんな風に歌い上げれるのか、しかもこのままの声でってのにびっくりして、その声質の良さと伸び具合に年齢を加味してもびっくりした。ホント、上手い。天性のパフォーマーだろうな、これは。バンドのコーラスも演奏も実はかなり上手いので、まったオリジナルを超えてしまった演奏に仕上がっているのが素晴らしい。トム君のベースもかなりポール的な音に近づけての完コピで楽曲を見事にリードしているし、ドラムも素晴らしく完コピと言える程のフィルの使い方で素晴らしい。リック・ニールセンはと言えばビートルズフィニッシュを施したギターで実は控えめにレコードで出て来る様々なフレーズをギターで再現してて音の足りない所を全部埋めているかのような職人芸に徹している。やはり圧巻はロビン・ザンダーのボーカルに尽きる。
コーラス陣営に鍵盤、サイドギターなど豪華陣営で「Sgt Pepper Live」のフルサウンドを現代風に蘇らせているので、その違和感はまるで見当たらなく、それどころかオリジナルの次にはコレで十分に伝わるんじゃないか?ってくらいのハイレベルな出来映え。プロを40年やってきたCheap Trickってバンドが好きなビートルズを存分にやるんだから、コレ以上の出来には他ではなかなかならないだろう。それでいてCheap Trickらしい側面もきっちりと出しているのだから、丁度機が熟したという場面での演奏だったのかな。音のみならずDVDでもリリースされていて、そっちのが全然楽しめるね。

アメリカのB級バンド、と言うか売れたけどその後すぐに衰退していったバンドってのは英国みたいにB級バンドでも価値あるよね、って再発見に至る例は少なくて、やっぱダメだったんだからダメだろ、くらいにしか扱われないみたい。だから再発もあまり出てなくてCD化も一度されてれえば御の字、以降の再発なんてほぼ出て来ないというのも多いみたい。だからこれからその辺漁ろうと思ってもなかなか簡単には入手できないものが多い。DLにしてもそれは同じで、要するに商売にならないモノだったから相手にされてない、ってのがある。いくつものバンドを取り上げてみようかと思ったけど、自分自身アルバム丸ごと聴けないんじゃしょうがないしなぁ…とセコセコとコレクト出来れば良いけど、そこまで根気が持たない気もしてるし、そのうち何かのタイミングだろうかと。
んで、まるで打って変わってキッスと来たからふとチープ・トリックって…って思ってちょこっと漁ってみると面白いのが出てたんで、ちょいと取り上げてみましょう。「Sgt Pepper Live」、2009年リリースのライブアルバムっつうか企画物アルバム。タイトル通りそのまま「Sgt Pepper Live」をやってるワケだが、元々ビートルズ大好きバンドとして知られていたし、曲調にもそんなのはたくさん出てきていたのでやること自体に驚きはないのだが、その出来映えと実力にはかなりびっくりした。まずロビン・ザンダーの歌の上手さ。Cheap Trickの時もそりゃ上手いのはあったけど、こういうのでこんな風に歌い上げれるのか、しかもこのままの声でってのにびっくりして、その声質の良さと伸び具合に年齢を加味してもびっくりした。ホント、上手い。天性のパフォーマーだろうな、これは。バンドのコーラスも演奏も実はかなり上手いので、まったオリジナルを超えてしまった演奏に仕上がっているのが素晴らしい。トム君のベースもかなりポール的な音に近づけての完コピで楽曲を見事にリードしているし、ドラムも素晴らしく完コピと言える程のフィルの使い方で素晴らしい。リック・ニールセンはと言えばビートルズフィニッシュを施したギターで実は控えめにレコードで出て来る様々なフレーズをギターで再現してて音の足りない所を全部埋めているかのような職人芸に徹している。やはり圧巻はロビン・ザンダーのボーカルに尽きる。
コーラス陣営に鍵盤、サイドギターなど豪華陣営で「Sgt Pepper Live」のフルサウンドを現代風に蘇らせているので、その違和感はまるで見当たらなく、それどころかオリジナルの次にはコレで十分に伝わるんじゃないか?ってくらいのハイレベルな出来映え。プロを40年やってきたCheap Trickってバンドが好きなビートルズを存分にやるんだから、コレ以上の出来には他ではなかなかならないだろう。それでいてCheap Trickらしい側面もきっちりと出しているのだから、丁度機が熟したという場面での演奏だったのかな。音のみならずDVDでもリリースされていて、そっちのが全然楽しめるね。
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