Mott The Hoople - Greatest hits

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 モット・ザ・フープル。ステージでの評判は「Violence」と書き立てられていたものの、なかなかレコーディングアルバムにその様相を記録することができずに泣かず飛ばずの状況が続いていたが、デヴィッド・ボウイとの出会いによって大きくバンドの運命が変わった珍しいパターンのため、なかなかバンドの実体が掴み難いのが正直なところ。実際に書いていながら自分も上手く把握していないので大きなことは言えないのだが(笑)。

 まあ、それでもバドカンからの流れで気になったので聴いてしまったのは手っ取り早い「ベスト盤」と「全ての若き野郎どもに」ですね。中期モットのロックンロールがたっぷり入っているので大体こいつで済ましてしまうといういい加減なリスナーではあるんですが…。よくグラムロックの一員として云われているけど決してそんなことなくって、もっと骨っぽいシンプルなロックンロールなバンドで聴いていると忘れてたけどバドカンで結構ここらへんのリフやら曲やらが持ち込まれているんですね。ミック・ラルフスの意地ってトコでしょうか。で、やっぱりライブ盤が聴きたくなって見つけたのがちょっと前にリリースされた1972年のフィラデルフィアで行われたライブアルバム。彼らの出世作「All The Young Dudes」からは何とボウイ本人がゲストで参加した珍しい瞬間をアルバムとして記録したもので、両方のファンとしては嬉しいリリースだったし、モットのライブとしてもやっぱり脂の乗った時期なのでライブバンドという面を実感できるね。映像は見たことがほとんどないんだけど、見てみたいな。
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フレ
Posted byフレ

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9215  
遅くなりました

トラバサンクスです。
Mott The Hoopleは「All The Young Dudes」しかもってないですが、いいですよねぇ。これ以降のアルバムはいつか揃えたいと思ってます。って、そんなにないですね。
ではでは。

2005/11/24 (Thu) 16:55 | EDIT | REPLY |   
波野井露楠  

ディラン・ミーツ・ストーンズ(^^;)!
初期の彼等も私は大好きなんです(^^)。
TBさせていただきました。
よろしくお願います(^^)。

2007/02/19 (Mon) 22:57 | EDIT | REPLY |   

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