Sassafras - Expecting Company
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Sassafras - Expecting Company (1973)

いつまで経っても新しい出会いがあってそこには必ず楽しめる要素もあって、驚きもあったり刺激があったり、今じゃバンド名で探せばそれなりにプロフなりキャリアなりもわかるから深掘りするのもやりやすいし、資料的情報にはさほど困らないけど、細かいクレジットとかはやっぱりレコードに記載されてるほどには出てきてないから資料的価値としてはやはりオリジナル盤的なのは価値が高いか。もうオリジナル盤にこだわらなくなって久しいけど、あと一歩知りたい時にはレコードクレジット見るもんな。CDでもいいけどさ。DLになってからはもういい加減でいい加減でそういう探究心は無くなっちゃうからさ、よろしくないよ、これ。
…英国のウェールズに戻ってのSassafrasってバンドの1973年リリースの作品「Expecting Company」。サッサフラスって何ぞや?って最初に思うんだが、どうもそういう樹木の総称らしい(Wiki)が、発音なりアクセントが面白かったのかな、耳慣れない単語だから覚えやすいとかそういうのもバンド名付ける時にはありそうだし。んで、ポリドールからのリリース作品で、どういうキャッチーで出てきたのか分からんけど、バンド名見たらどうにもイメージ付かないじゃない?ジャケット見てもなんだこれ?って感じだし、まるで読めないバンドなんだけどね、そりゃ売れないだろうよと思うのだが、酔狂なリスナーはいるもので、聴いてみるのだな。
これがまた驚く無かれ、唯一無二のサウンドを出しているのだ。基本…、どこが基本なんだ?ハードロックか?カントリー・ロックか?コンガ入りロック?ギターが歪んでてメロディアスに弾いているからWishbone Ash的な影響下にあるのかもしれないが時代が同じだからそうとは言い切れず、独自にメロディアスなギタープレイを志向したのだろう。そこにエッジの立ったギターが入ってきたりするのはハードロック叙情美的ではあるけど、根底にカントリーロックとの融合もあるのとコンガを入れちゃえよ、ってのもあってよく分からなくなってる、そこが面白い。そして歌は結構キャッチーでコーラスワークもしっかりしててクィーンばりですらある。メインボーカルはちょいとシャガれた声も出て来るけど割と高めの歌でロック的なボーカルで好きだな、こういうの。
結果トータル的にはどこにも位置付けできず、中途半端なB級ロックな立ち位置になっちゃうんだけど、かなりメジャー急なサウンドと楽曲レベルで、演奏もしっかりしてるから全然悪くなくてB級なんて勿体無いってくらいの作品には仕上がっている。ギターの音も結構好きなトーンだし、曲も味わいあるし、コンガとか気にしなきゃかなり普通に英国ハードロックベースのバンドだと言い切れるのだが、やけにメロディアスだしポップでもあるからその辺のごちゃごちゃ感を吸収できないと中途ハンパなバンドに映るか。自分的にはこういうのこそこの時代の特権だし、試せた音楽だから面白いと思うけどさ。

いつまで経っても新しい出会いがあってそこには必ず楽しめる要素もあって、驚きもあったり刺激があったり、今じゃバンド名で探せばそれなりにプロフなりキャリアなりもわかるから深掘りするのもやりやすいし、資料的情報にはさほど困らないけど、細かいクレジットとかはやっぱりレコードに記載されてるほどには出てきてないから資料的価値としてはやはりオリジナル盤的なのは価値が高いか。もうオリジナル盤にこだわらなくなって久しいけど、あと一歩知りたい時にはレコードクレジット見るもんな。CDでもいいけどさ。DLになってからはもういい加減でいい加減でそういう探究心は無くなっちゃうからさ、よろしくないよ、これ。
…英国のウェールズに戻ってのSassafrasってバンドの1973年リリースの作品「Expecting Company」。サッサフラスって何ぞや?って最初に思うんだが、どうもそういう樹木の総称らしい(Wiki)が、発音なりアクセントが面白かったのかな、耳慣れない単語だから覚えやすいとかそういうのもバンド名付ける時にはありそうだし。んで、ポリドールからのリリース作品で、どういうキャッチーで出てきたのか分からんけど、バンド名見たらどうにもイメージ付かないじゃない?ジャケット見てもなんだこれ?って感じだし、まるで読めないバンドなんだけどね、そりゃ売れないだろうよと思うのだが、酔狂なリスナーはいるもので、聴いてみるのだな。
これがまた驚く無かれ、唯一無二のサウンドを出しているのだ。基本…、どこが基本なんだ?ハードロックか?カントリー・ロックか?コンガ入りロック?ギターが歪んでてメロディアスに弾いているからWishbone Ash的な影響下にあるのかもしれないが時代が同じだからそうとは言い切れず、独自にメロディアスなギタープレイを志向したのだろう。そこにエッジの立ったギターが入ってきたりするのはハードロック叙情美的ではあるけど、根底にカントリーロックとの融合もあるのとコンガを入れちゃえよ、ってのもあってよく分からなくなってる、そこが面白い。そして歌は結構キャッチーでコーラスワークもしっかりしててクィーンばりですらある。メインボーカルはちょいとシャガれた声も出て来るけど割と高めの歌でロック的なボーカルで好きだな、こういうの。
結果トータル的にはどこにも位置付けできず、中途半端なB級ロックな立ち位置になっちゃうんだけど、かなりメジャー急なサウンドと楽曲レベルで、演奏もしっかりしてるから全然悪くなくてB級なんて勿体無いってくらいの作品には仕上がっている。ギターの音も結構好きなトーンだし、曲も味わいあるし、コンガとか気にしなきゃかなり普通に英国ハードロックベースのバンドだと言い切れるのだが、やけにメロディアスだしポップでもあるからその辺のごちゃごちゃ感を吸収できないと中途ハンパなバンドに映るか。自分的にはこういうのこそこの時代の特権だし、試せた音楽だから面白いと思うけどさ。
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