Iggy Pop - TV Eye:1977
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Iggy Pop - TV Eye:1977 (1978)

ロック、いいね。皆好きなバンドやジャンルや細かく異なる所はもちろんあるんだけど、ロック的エッセンスとかスピリッツってのは響くものには響くワケだし、ロックのパワーってのは今でも強烈に自分的には響くから好きだ。うん。そんな事今更書いてどうするって?いや、やっぱりさ、何か年々パワーが不足してるなぁと思う瞬間瞬間があって、ふと、こんなんじゃないな、って活を入れ直さないと、ってのあるんです。その時に一番早いのが常日頃からガツンガツンなロック聴いてたり、長尺な展開があるプログレを聴いてたりする事で、特に衝撃的な、衝動的なアルバムやライブ盤ってのは響きやすくて、一気にテンションが上がるという単純な理由なワケ。先日ラモーンズのとんでもないライブ盤を聴いてたからまたまたテンション上がっちゃって、何にするかな〜って思った時にそれなりのパワー持ってないと聴けないだろうなって思ったから、コイツを引っ張ってきた。
Iggy popの1977年のツアーを入れた正に全盛期のライブアルバム「TV Eye:1977」。バックはご存知David Bowieが鍵盤弾いててセイルス兄弟がリズム隊を務めているイギーのバンド時代。バンドとパンク的パワー全開の勢いは当然のことながら、驚くべきは鍵盤のセンスの良さ。さすがにボウイなのだなと唸ってしまうくらいに絶妙なところで鍵盤をクローズアップして音を出してくるところ、単にバックで音を弾いているだけではなくってイギーを完全に支えている役者ぶり。初っ端からそんなお話を書いてしまったが、この粗暴なライブの中でそのセンスが光りまくってるからこそ目立つという凄さ。そしてそのバックに支えられて安心のイギーは全力で自身のパフォーマンスに集中しているからライブそのもののパワーも圧倒的なものになってるからよろしい。ラモーンズのあの畳み掛けるようなライブ感ではなくて、何だろ、真のパンク的発散とも言える突き放しながらもエネルギーをどんどんと出して圧倒してしまうかのようなライブ。もちろん音はうるさい、相当にうるさい、その中でイギーがど真ん中で毒を吐きまくっているという姿が目に浮かぶ圧巻のライブ盤。
勢いとパフォーマンス性、カリスマ性は高かったものの肝心の音楽性に欠けていた部分をボウイが埋めることで見事に開花したイギーという見方もできるが、やはりこのパワーが無ければ成り立たなかったし、それは単にパンクムーブメントというものだけでもないロック的なスタイルが今でも生き残っている理由だろう。やっぱりさ、聴いててうるさい!って思うのがロックだよ。綺麗に聴こえるなんてのはダメだね(笑)。

ロック、いいね。皆好きなバンドやジャンルや細かく異なる所はもちろんあるんだけど、ロック的エッセンスとかスピリッツってのは響くものには響くワケだし、ロックのパワーってのは今でも強烈に自分的には響くから好きだ。うん。そんな事今更書いてどうするって?いや、やっぱりさ、何か年々パワーが不足してるなぁと思う瞬間瞬間があって、ふと、こんなんじゃないな、って活を入れ直さないと、ってのあるんです。その時に一番早いのが常日頃からガツンガツンなロック聴いてたり、長尺な展開があるプログレを聴いてたりする事で、特に衝撃的な、衝動的なアルバムやライブ盤ってのは響きやすくて、一気にテンションが上がるという単純な理由なワケ。先日ラモーンズのとんでもないライブ盤を聴いてたからまたまたテンション上がっちゃって、何にするかな〜って思った時にそれなりのパワー持ってないと聴けないだろうなって思ったから、コイツを引っ張ってきた。
Iggy popの1977年のツアーを入れた正に全盛期のライブアルバム「TV Eye:1977」。バックはご存知David Bowieが鍵盤弾いててセイルス兄弟がリズム隊を務めているイギーのバンド時代。バンドとパンク的パワー全開の勢いは当然のことながら、驚くべきは鍵盤のセンスの良さ。さすがにボウイなのだなと唸ってしまうくらいに絶妙なところで鍵盤をクローズアップして音を出してくるところ、単にバックで音を弾いているだけではなくってイギーを完全に支えている役者ぶり。初っ端からそんなお話を書いてしまったが、この粗暴なライブの中でそのセンスが光りまくってるからこそ目立つという凄さ。そしてそのバックに支えられて安心のイギーは全力で自身のパフォーマンスに集中しているからライブそのもののパワーも圧倒的なものになってるからよろしい。ラモーンズのあの畳み掛けるようなライブ感ではなくて、何だろ、真のパンク的発散とも言える突き放しながらもエネルギーをどんどんと出して圧倒してしまうかのようなライブ。もちろん音はうるさい、相当にうるさい、その中でイギーがど真ん中で毒を吐きまくっているという姿が目に浮かぶ圧巻のライブ盤。
勢いとパフォーマンス性、カリスマ性は高かったものの肝心の音楽性に欠けていた部分をボウイが埋めることで見事に開花したイギーという見方もできるが、やはりこのパワーが無ければ成り立たなかったし、それは単にパンクムーブメントというものだけでもないロック的なスタイルが今でも生き残っている理由だろう。やっぱりさ、聴いててうるさい!って思うのがロックだよ。綺麗に聴こえるなんてのはダメだね(笑)。
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