Van Halen - Ou812

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Van Halen - Ou812 (1994)
Ou812

 秋という季節ってこんなに暑い日々が続いたか?とおもうような快晴が続き、Tシャツで過ごせるくらいの気候には日本の温暖化が象徴されているのか?と思うような感じだが、秋は秋のハズ…、もうちょいと涼し気な方が良いのだが、快晴ってのは心地良いものだから存分に味わおう。普段聴くものなんてのは特に天候に左右されることもなく聴きたいものを聴くのだが、ちょいと明るいのも聴いておきたいな、ってことで更にギターヒーローと言えば、ってのもあってコイツだ。

 Van Halenのサミー・ヘイガー加入後3作目の「Ou812」。まぁ、当時まるで話題にもならず、そもそもサミー・ヘイガー時代って古くからのファンにはあまり好まれてなかったし、自分もほとんど聴いたことなかったし、そこで新作が出るぞって聴いても食指の欠片も動かず、エディのギターは聴きたかったが、鍵盤中心のポップスってことでもうどうでもいいか、って感じ。それでも何だかんだと耳にはしたけどね。今はどういう評価されてるのかな…、ポップとキャッチーさが入ったハードロックなVan Halenとして受け入れられてるような気もするけど…。取り敢えず偏見なしに新たな気持ちで聴いてみた…エディのギタープレイを楽しみに…。

 曲全体が鍵盤主導的でキャッチーで爽やかでフックが弱いのが多いという印象、3曲目「A.F.L.I」になってようやくハードにドライブするロックが出てきたかという所で、全然ハードロックバンドのアルバムというような雰囲気はない。サミー・ヘイガーのボーカルはもちろんパワフルで人を引き付けるモノだけど、楽曲がそれを軽くするかのようなものが多く、その辺はバランスなのか、そういう作風にハマってたのか、エディは器用だから新しいことどんどんやってくしね。リズムやアレンジは凝ったりしててさすがポップスという部分はある。まるで例えは違うけどエイジアでテクニシャン達が究極のポップスやったようにVan Halenもある種究極のポップスを試しているのかもしれんな、などと思ったり。ギターに関して言えば、そりゃ出て来る箇所が少ないから見せ場は瞬間的ではあるが、ぶっ飛ぶソロをキメてくれているのはある。ただ、やっぱり旧世代としてはギターバリバリのが聴きたいワケですな。こんな綺羅びやかな鍵盤いらん。



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フレ
Posted byフレ

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グラハムボネ太郎  
またまたこんにちは

コメントが続きます。実は私はヴァン ヘイレンとは別に、ソロ時代からサミー ヘイガーが好きなので、ヴァン ヘイガーもお気に入りなんです。
歌メロ満載だからなんだか乗り切れないデイブ時代よりもライブに関しては間違いなくサミー時代が良かったです
とはいえ、オリジナルは別物ですけどね
そういえば、勝手にリンクを貼らせてもらってます(笑)
よろしくお願いします♪( ´θ`)ノ

2015/10/28 (Wed) 16:57 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>グラハムボネ太郎さん

どうにもサミー時代は…ってイメージが強くていかんですね(笑)。

リンクありがとうございます。

2015/10/31 (Sat) 22:37 | EDIT | REPLY |   

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