Dragonforce - In The Line of Fire

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Dragonforce - In The Line of Fire (2015)
イン・ザ・ライン・オブ・ファイアー~ライヴ・イン・ジャパン [DVD]

 ロックだってメタルだってやっぱり重苦しくて暗い部分のあるもの、っていうのが自分の認識だったんだが、そういうのを一切感じないようなのも出てきて、それは単に音楽としてのロックだったりメタルだったりするものなのだが、あまり熱心に聴いていたとは言えない。けどね、ここまでくると何でもありだな…ってかスゲェや、って思うワケ。ロックを感じる事はないんだけど明るく楽しく爽やかにハチャメチャにメタルしてるっつう…想像しない世界観を広げてくれたバンドだよなぁ…、多分革新的なバンドだったんだろうと思うし、だから今でも根強い人気があって王道になっているのだろう。

 そんなDragonforceの2014年のラウドパークで来日した時のライブ盤「In The Line of Fire」。映像はまだ全部見れてないんで取り敢えず音から聴いてるんだけどね、最初っからもう爽快で爽快で笑っちゃうくらいのあのまんまの超ハイスピードメタルが繰り広げられてて、随分と上手くなった、と言うかまともになったと言うか、メンバーもコロコロ替わってるからそりゃそうなんだろうけど、このスピードでライブでまともに出来るってのはホント凄いと思う。ドラムなんて何叩いてるか分かんないくらいだろうし、それに合わせたバンドもどこがリズムのアタマなのか分かるのか?って思っちゃうけどさ、当然そんなのは出来てるワケで、更にこの超超速弾きギターが驚くばかりの正確さで、しかも二人で弾いてるっつうのも驚く。そしてそのギターが気持ち良いんだよねぇ、聴いてるとさ。ギターソロが長いというんで不人気な事もあるみたいだけど、自分的にはこんだけ弾けるギターソロ聴いてると呆れるくらいには楽しめる。似たような曲調が多いのはバンドの特性上しょうがないだろうけど、今をきちんと捉え

 BabymetalのバックでDragonforceがやってたのもYouTubeで見てたけど、バックバンドが違うとやっぱり全然違うのな。クリックに合わせてるからそんなに違いが出るってのは思わなかったけど、やっぱりスゲェグルーブでグイグイバンドが流れていくし、ドライブしてるから生き生きしたライブ感のある音なんだよ。荒々しいけどやっぱりバンドらしくて面白かった。もちろんこのライブ盤ではそれ以上にドライブしててホントに爽快。メロディもしっかりしてるから聴きやすいし、コーラスワークもあるからキャッチーなんだよな。それでいてこの超ハイスピード…ワケ分からん。もうね、結構好きであれこれ聴いてるんですよDragonforce。考えなくていいんだもん。しかもこのライブ盤だとライブだからもっとグルーブしてて快活なんで心地良さ倍増。





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フレ
Posted byフレ

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