Pete Townshend - Pete Townshend's Classic Quadrophenia

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Pete Townshend - Pete Townshend's Classic Quadrophenia (2015)
Pete Townshend's Classic Quadr

 ウチも何となく海外からのアクセスってのがあるみたいで、どうやって2バイトの日本語ブログを見れてるんだろ?なんて思っててさ、単に文字化けしてるだけじゃねぇの?なんて気がしてたんだけどひょんな事でそうじゃないって事が判って驚いた。ジュディ・ダイブルさんの記事を書いた時に本人からTwitterで「Thanks」と言われて、日本語読めたらいいのにね、って言ったら何と、グーグルで英語に翻訳させて曖昧ながら読んでる、って言われて判明したワケだ。まぁ、ジュディ・ダイブルさんとそんな会話するってこと自体もびっくりだけど、そういう風に日本語って今は訳せるのかと。2バイトと1バイトの違いがあるから無理だろうと思ってたが…、これからは日本語でもヤバイこと書けないなぁ(笑)。

 新たな驚きがこちらの作品で、The Whoのピート・タウンジェンド名義にはなってるけどこうなるともうなんだかよく分からないアルバムとも言える「Pete Townshend's Classic Quadrophenia」。タイトル通りThe Whoの「四重人格」のクラシックアレンジバージョンなのだが、本気でピートがクラシック風にアレンジしていてここまで昇華されるものかと驚いたのと、歌が本気でオペラの歌手のアルフィー・ボーが歌ってるもんだからまさしくロックオペラ。この形で残されていったら200年後でもクラシック作品として残ってるだろうし、偉大なる作曲家として歴史に残るのだろうか。全く驚いたアレンジと作風と作品。今度はこのコンサートの映像も出るらしいけど、そんな凄い所にビリー・アイドルとかフィル・ダニエルズかよってのがまたアンバランスで面白い…ってかいいのか?って話。プログレのバンドの音なんかもこうしてやれるだろうし、作品はあるんだろうけど作った本人が本気で取り組むとやっぱり違うな。

 そもそもがストリングスも入ったアルバムだったし、テーマや展開、ストーリーに沿った構成と物語なワケだからオペラ作品になったって何もおかしくなく、普通にクラシックにオペラ歌手、だ。ホントに上手い歌手が歌うとこうなるんだなぁ…とマジマジと実感するね。映像見てるとフレディ・マーキュリーみたいなモンじゃないかって思うけどさ(笑)。

 ロックファン的に書いておくと、どんだけ上手くたってロジャーの雄叫びの足元にも及ばないよ、ってのはある。パワーとエナジーで心揺さぶるんだからさ、ロックってのは。こういう音楽作品になっちゃうとそれはロックから離れたアーティストの作品というもので、もちろん素晴らしい。でも、ロックってのはやっぱさ、ガツンッ!だよ(笑)。





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フレ
Posted byフレ

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akakad  

聴き手側もモードの切り替えが大事ですよね
それはそれこれはこれみたいな感じで
あるバンドやメンバーがある時がらりと変わった作風のものを出してそれを楽しめないと損ですから

2015/10/05 (Mon) 23:06 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>akakadさん

もうこのヘンってクラシックと同じ領域になりつつあるのかも、って思います。
曲が生き残っていくっていうか…。

2015/10/11 (Sun) 06:44 | EDIT | REPLY |   

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