Egg - The Civil Surface
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Egg - The Civil Surface (1974)

音楽とロック、プレイヤーとロック、自分が好きなのはどっちかっつうと絶対にロックであって、音楽やプレイヤー部分ではないのだろうなと思う。何を言ってるんだ?って事だけど、結構そう思うと納得する事が多くてね…、それはアルバム聴いてたりライブ見てたり会話したりしてて思うこと。人間がロック、ってトコ、あるじゃない?そういうのは全部じゃないけど好きになる要素が結構多い気がする。一方音楽的だったりしているのも好きなので表面的にはその差はそんなにないんだけど、やっぱりガツンと聴きたくなるってのはロック的な側面を欲しているんだろうと。そんな解釈してるだけって話で意味は無いです。ふとココの所やけに音楽的なの聴いててホッとしてる部分あるんだけど、そこって何だろ?って思ってね。あぁ、そうか、ロックしてるんだ、と思うと凄く納得するワケ。カンタベリーであってもね。
1974年に3枚目の作品、再結成しての作品となるEggの「The Civil Surface」なんてのを。メインはデイブ・スチュワートでモント・キャンベルとクライブ・ブルックスはもちろん参加してて、その他ゲスト陣営にて制作されているけど、それももちろんカンタベリー筋からのゲスト陣なので音そのものは明らかにカンタベリーサウンド。ただし、ここで聴ける音世界はフワフワ感というのではなくってもっと硬質で淡々とした…淡々ってのはカンタベリー的だけど、無感情的と言うのか、無機質な音にすら聴こえる。ソフトタッチの楽器があまり登場しないことが要因かもしれないけど、かなり硬い感じがする。そもそもEggな世界はそうなんだけど、このアルバムは特にそんな感じだ。それだけきっちりと計算されて作られているとも言えるので、作品としてのレベル感は相当高いモノに仕上がっているのは当然か。
それでいても感情面をコントロールする楽器はゲスト陣で奏でているので、音として存在していないワケじゃない。ただ、やっぱりソフト面は表面の音でしかないというのか、根幹的に硬質感たっぷり。モント・キャンベルってこんなベースだっけなぁ…とか思うんだが、きっとそうなのだろう。自分があまりそういう聴き方してなかっただけだし。ドラムのクライブ・ブルックスなんてGroundhogsに参加してたんだからこんなテクニカルなドラマーというイメージは無かったんだが…、細かく覚えてないけどさ、やっぱバンドでガラリと印象が変わるのは当たり前なのかな。アレコレ言いつつも結構じっくり聴いちゃう作品で、前2枚と同じくらいのテンションで聴けるんだけど、何かが足りない…その辺がイマイチ聴く気にならない部分、多分それはカンタベリー的キャッチーさ、ポップさなんだろうと。やっぱね、そういうオフザケ面ってのはあってほしかった。無くてもカンタベリー的だけど、ちょっと真ん中からは外れているね。

音楽とロック、プレイヤーとロック、自分が好きなのはどっちかっつうと絶対にロックであって、音楽やプレイヤー部分ではないのだろうなと思う。何を言ってるんだ?って事だけど、結構そう思うと納得する事が多くてね…、それはアルバム聴いてたりライブ見てたり会話したりしてて思うこと。人間がロック、ってトコ、あるじゃない?そういうのは全部じゃないけど好きになる要素が結構多い気がする。一方音楽的だったりしているのも好きなので表面的にはその差はそんなにないんだけど、やっぱりガツンと聴きたくなるってのはロック的な側面を欲しているんだろうと。そんな解釈してるだけって話で意味は無いです。ふとココの所やけに音楽的なの聴いててホッとしてる部分あるんだけど、そこって何だろ?って思ってね。あぁ、そうか、ロックしてるんだ、と思うと凄く納得するワケ。カンタベリーであってもね。
1974年に3枚目の作品、再結成しての作品となるEggの「The Civil Surface」なんてのを。メインはデイブ・スチュワートでモント・キャンベルとクライブ・ブルックスはもちろん参加してて、その他ゲスト陣営にて制作されているけど、それももちろんカンタベリー筋からのゲスト陣なので音そのものは明らかにカンタベリーサウンド。ただし、ここで聴ける音世界はフワフワ感というのではなくってもっと硬質で淡々とした…淡々ってのはカンタベリー的だけど、無感情的と言うのか、無機質な音にすら聴こえる。ソフトタッチの楽器があまり登場しないことが要因かもしれないけど、かなり硬い感じがする。そもそもEggな世界はそうなんだけど、このアルバムは特にそんな感じだ。それだけきっちりと計算されて作られているとも言えるので、作品としてのレベル感は相当高いモノに仕上がっているのは当然か。
それでいても感情面をコントロールする楽器はゲスト陣で奏でているので、音として存在していないワケじゃない。ただ、やっぱりソフト面は表面の音でしかないというのか、根幹的に硬質感たっぷり。モント・キャンベルってこんなベースだっけなぁ…とか思うんだが、きっとそうなのだろう。自分があまりそういう聴き方してなかっただけだし。ドラムのクライブ・ブルックスなんてGroundhogsに参加してたんだからこんなテクニカルなドラマーというイメージは無かったんだが…、細かく覚えてないけどさ、やっぱバンドでガラリと印象が変わるのは当たり前なのかな。アレコレ言いつつも結構じっくり聴いちゃう作品で、前2枚と同じくらいのテンションで聴けるんだけど、何かが足りない…その辺がイマイチ聴く気にならない部分、多分それはカンタベリー的キャッチーさ、ポップさなんだろうと。やっぱね、そういうオフザケ面ってのはあってほしかった。無くてもカンタベリー的だけど、ちょっと真ん中からは外れているね。
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