Caravan - Blind Dog At St. Dunst
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Caravan - Blind Dog At St. Dunst (1976)

しかし古臭いロックばっかりが出て来る。ロックに限らないけどさ、もっと新しく売れるものをちゃんとオンタイムで書けばいいのに、とも言われたことがあるが、そんなもん情報漁ってるだけで疲れるし、そもそもそれは他の人がやってることだからそっちに任せとけばいいだろ、ってくらいにしか思ってない。ウチでできる事ってのはさ、自分のワガママを聴いて書いてることだけで、それも時勢は関係なく、その時その時で時代は50年分くらいを行ったり来たり…、結局そういうのが市場で売れてるワケだし、ひとつのマーケットなワケだから多少は役に立つでしょ、多分。最近はもうCDが売れなくなってきてるけど、音楽は皆聴いてるんだよ、何かで。そこから深堀りできるかどうかってだけじゃない?そんなきっかけにでもなればいいし、マニアにも楽しめるようにもなってきてる…だろう、きっと。
カンタベリーを久しぶりに聴きたいなって思って、Caravanのマイナーな作品1976年リリースの「Blind Dog At St. Dunst」ってのを。ザッパのジャズアプローチ感覚から影響を受けているであろうカンタベリーシーンの不思議なフワフワバランスでのロックというかポップというかジャズ…ジャズではないけどジャジーな音ってか、やっぱりカンタベリーなサウンドは心地良いんです。この「Blind Dog At St. Dunst」でもメンバーは色々と替わって大変な時期の作品だけどパイ・ヘイスティングの頑張りが素晴らしく地味だけどかなりの傑作に仕上がってます。普通に聴くと、どこがロックだ?とかカンタベリー的なんだ?って疑問は出るんだろうけど、聴いてると多分何かヘンな事が分かると思う。普通にロックじゃないしもちろんプログレじゃないです。聴きやすいポップ的とも言えるサウンドが顕著な作品なので難しいこと好きな人にはウケない、実際ウケなかったアルバムだけどね、聴いてるととってもキャッチーで且つカンタベリーなパイ・ヘイスティングの歌声とメロディにヤラれるんじゃないだろうか?自分はもう昔からキャラバンって好きだったから初期はしょっちゅう聴いてたしね。
この「Blind Dog At St. Dunst」はなかなか手に入れにくかったアルバムなんです、昔は。レーベルがデッカからBTMに変わった事で市場に出て来る枚数が減ったのか単に売れなかったのか、あまり再発されなかったからなのか日本配給との都合上なのか色々とあるんだろうけど、CD化される時も随分後回しになってた時期のアルバムで、初期作品はこれぞカンタベリー的に取り上げられたりしたものだ。このヘンになると地味でさ、あまり誰も何も書いてくれてないワケ。まぁ、自分的にはキャラバンだからナントカ手に入れて聴いてたけどね、メンバーがどうとかあるけど、単純に良い作品。そしてかなり良質で聴きやすい作品。唯一の欠点はポップ過ぎるってことだ。それも好きだけどね。

しかし古臭いロックばっかりが出て来る。ロックに限らないけどさ、もっと新しく売れるものをちゃんとオンタイムで書けばいいのに、とも言われたことがあるが、そんなもん情報漁ってるだけで疲れるし、そもそもそれは他の人がやってることだからそっちに任せとけばいいだろ、ってくらいにしか思ってない。ウチでできる事ってのはさ、自分のワガママを聴いて書いてることだけで、それも時勢は関係なく、その時その時で時代は50年分くらいを行ったり来たり…、結局そういうのが市場で売れてるワケだし、ひとつのマーケットなワケだから多少は役に立つでしょ、多分。最近はもうCDが売れなくなってきてるけど、音楽は皆聴いてるんだよ、何かで。そこから深堀りできるかどうかってだけじゃない?そんなきっかけにでもなればいいし、マニアにも楽しめるようにもなってきてる…だろう、きっと。
カンタベリーを久しぶりに聴きたいなって思って、Caravanのマイナーな作品1976年リリースの「Blind Dog At St. Dunst」ってのを。ザッパのジャズアプローチ感覚から影響を受けているであろうカンタベリーシーンの不思議なフワフワバランスでのロックというかポップというかジャズ…ジャズではないけどジャジーな音ってか、やっぱりカンタベリーなサウンドは心地良いんです。この「Blind Dog At St. Dunst」でもメンバーは色々と替わって大変な時期の作品だけどパイ・ヘイスティングの頑張りが素晴らしく地味だけどかなりの傑作に仕上がってます。普通に聴くと、どこがロックだ?とかカンタベリー的なんだ?って疑問は出るんだろうけど、聴いてると多分何かヘンな事が分かると思う。普通にロックじゃないしもちろんプログレじゃないです。聴きやすいポップ的とも言えるサウンドが顕著な作品なので難しいこと好きな人にはウケない、実際ウケなかったアルバムだけどね、聴いてるととってもキャッチーで且つカンタベリーなパイ・ヘイスティングの歌声とメロディにヤラれるんじゃないだろうか?自分はもう昔からキャラバンって好きだったから初期はしょっちゅう聴いてたしね。
この「Blind Dog At St. Dunst」はなかなか手に入れにくかったアルバムなんです、昔は。レーベルがデッカからBTMに変わった事で市場に出て来る枚数が減ったのか単に売れなかったのか、あまり再発されなかったからなのか日本配給との都合上なのか色々とあるんだろうけど、CD化される時も随分後回しになってた時期のアルバムで、初期作品はこれぞカンタベリー的に取り上げられたりしたものだ。このヘンになると地味でさ、あまり誰も何も書いてくれてないワケ。まぁ、自分的にはキャラバンだからナントカ手に入れて聴いてたけどね、メンバーがどうとかあるけど、単純に良い作品。そしてかなり良質で聴きやすい作品。唯一の欠点はポップ過ぎるってことだ。それも好きだけどね。
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