Weather Report - 8:30
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Weather Report - 8:30 (1979)

友人とギター談義してて、最近またギターが楽しくて弾きまくってるらしいけど最初は昔とった杵柄のようにあの頃の自分のギタープレイのレベルに戻したいと思ってたらしいが、ふと気づいたとの事で言うワケよ。この年齢で今から弾くギターは昔の自分と同じ路線じゃなくて別の路線なんだ、と。その路線を突き進んでいくことが上達の道だし、新たな挑戦でもあるし今の自分に合っているハズだと。簡単に言えばブルースロックをもう一度弾くんじゃなくてもっと新しい要素を自分なりに加えて異なるロックギターを弾く方向に進むって感じだ。何か凄く納得感あってさ、そうだよなぁ、そういうもんだよなと。聴くものも志向も考え方も変わってきてるんだから弾くギターの路線も変わるだろと。ブログ仲間なんかもそういう境地に至ったんだろうなとまたひたすらギターを弾いているって人もいるもんね。はて、自分は…と考えないようにしよう(笑)。
ジャコパス聴いてたらもっと聴きたくなったんで、今度もまた名盤の誉れ高いWeather Reportのライブ盤「8:30」なんてのを。…と知ったかぶって書いてるけど、知ったのは最近。聴いたのも最近。何せフュージョンってのは好んで聴くことなかったからアルバム聴くなんてないし、ライブはテレビでやってるのを夜中に小さい音で見てたくらいだし、そもそもフュージョン、軽いじゃん、って先入観しかなかったし。ところがこの「8:30」とかジャコパスとかそうだけど、聴くとさ、明らかに自分の概念が違うワケ。プログレの延長でもあるしジェフ・ベックの延長でもあるわけ。更に言えばアドリブプレイとテーマの融合ってジャズの世界なんだけど、電子楽器たくさん入るし、それはもう英国ジャズ・ロックとか似たような世界、ちょいとこっちのが垢抜け爽やか感あるけどさ、楽器を、楽器の音を楽しむという点に徹底している所がここまで激しい応酬になるんだろう。
…と言っても、このレベルでの白熱ぶり、フュージョン嫌いを覆すほどのインタープレイを聴かせるバンド形式ってのはそうそうあるもんじゃない。Zeppelinのアドリブプレイとどっちがスゲェんだって訊かれたら大抵Zeppelinの方が凄いもん。Weather Reportの「8:30」はそういう次元とは違うけど、緊張感溢れるプレイヤーの息遣いと空気感、テーマに沿ったプレイと戦いぶりの応酬、どこを斬ってもスリリングでドキドキする楽しみがある。これがロックの世界からだとちょっとな〜って思うかもしれないけど、ロックじゃないところから同じエナジーを出して来てるからスゲェな〜と。ジャズメンからしたらロックなんてガキの音だけど、そっちからしかモノを見てなかったからさ、こいつらフュージョンのくせにカッコイイじゃねぇか、って(笑)。
いや、そんな偏見やめて普通に聴くとぶっ飛ぶくらいのカッコ良さとプレイ。これもまた楽器やってる人は楽しいアルバムだね。こんなテンションのライブ出来たらどんだけ人生楽しいだろう。

友人とギター談義してて、最近またギターが楽しくて弾きまくってるらしいけど最初は昔とった杵柄のようにあの頃の自分のギタープレイのレベルに戻したいと思ってたらしいが、ふと気づいたとの事で言うワケよ。この年齢で今から弾くギターは昔の自分と同じ路線じゃなくて別の路線なんだ、と。その路線を突き進んでいくことが上達の道だし、新たな挑戦でもあるし今の自分に合っているハズだと。簡単に言えばブルースロックをもう一度弾くんじゃなくてもっと新しい要素を自分なりに加えて異なるロックギターを弾く方向に進むって感じだ。何か凄く納得感あってさ、そうだよなぁ、そういうもんだよなと。聴くものも志向も考え方も変わってきてるんだから弾くギターの路線も変わるだろと。ブログ仲間なんかもそういう境地に至ったんだろうなとまたひたすらギターを弾いているって人もいるもんね。はて、自分は…と考えないようにしよう(笑)。
ジャコパス聴いてたらもっと聴きたくなったんで、今度もまた名盤の誉れ高いWeather Reportのライブ盤「8:30」なんてのを。…と知ったかぶって書いてるけど、知ったのは最近。聴いたのも最近。何せフュージョンってのは好んで聴くことなかったからアルバム聴くなんてないし、ライブはテレビでやってるのを夜中に小さい音で見てたくらいだし、そもそもフュージョン、軽いじゃん、って先入観しかなかったし。ところがこの「8:30」とかジャコパスとかそうだけど、聴くとさ、明らかに自分の概念が違うワケ。プログレの延長でもあるしジェフ・ベックの延長でもあるわけ。更に言えばアドリブプレイとテーマの融合ってジャズの世界なんだけど、電子楽器たくさん入るし、それはもう英国ジャズ・ロックとか似たような世界、ちょいとこっちのが垢抜け爽やか感あるけどさ、楽器を、楽器の音を楽しむという点に徹底している所がここまで激しい応酬になるんだろう。
…と言っても、このレベルでの白熱ぶり、フュージョン嫌いを覆すほどのインタープレイを聴かせるバンド形式ってのはそうそうあるもんじゃない。Zeppelinのアドリブプレイとどっちがスゲェんだって訊かれたら大抵Zeppelinの方が凄いもん。Weather Reportの「8:30」はそういう次元とは違うけど、緊張感溢れるプレイヤーの息遣いと空気感、テーマに沿ったプレイと戦いぶりの応酬、どこを斬ってもスリリングでドキドキする楽しみがある。これがロックの世界からだとちょっとな〜って思うかもしれないけど、ロックじゃないところから同じエナジーを出して来てるからスゲェな〜と。ジャズメンからしたらロックなんてガキの音だけど、そっちからしかモノを見てなかったからさ、こいつらフュージョンのくせにカッコイイじゃねぇか、って(笑)。
いや、そんな偏見やめて普通に聴くとぶっ飛ぶくらいのカッコ良さとプレイ。これもまた楽器やってる人は楽しいアルバムだね。こんなテンションのライブ出来たらどんだけ人生楽しいだろう。
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