Roger Waters - The Wall Live In Berlin
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Roger Waters - The Wall Live In Berlin (1990)
![The Wall Live In Berlin [DVD] [Import]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51x-DVQP0BL.jpg)
ロジャー・ウォーターズが1992年にリリースしたアルバム「Amused to Death」の5.1chリマスター盤が再発されて、結構な評判とのことでそれはオーディオセット揃えて聴いてみたいものだが、いかんせん今はそういう環境じゃないのでどうしたものかと思案中、んでオリジナルのCD聴いてたりするんだけど、当時からものすごい好きなアルバムで、今あちこちその評論見てたらかなりの傑作って評価らしく、そうだったんだ、やっぱりな、と納得。当時からこれを誰かと話すこともなかったので自分の感覚がある程度世間と合ってて安心した(笑)。んで、いいなぁ〜ロジャーな〜、って聴いてて、ふと何かこれ書いてないのかな、ウチ?って思ったら書いてなかったんでちょうどいいや、ってことで登場です。
1990年の「The Wall Live In Berlin」、ベルリンの壁崩壊後に正にこの機会とばかりに大規模なコンサートを企画開催した野心は素晴らしいと思う。そしてベルリンの壁崩壊にふさわしく豪華ゲスト陣を招いてのイベントとし、有名無名問わず、なるべくドイツというお国柄のミュージシャンも割り当てつつ、話題に事欠かないミュージシャンを何人も呼び寄せてやってることは「The Wall」の再現という…、壁が作られている時歌っていた人はともかく、壁が出来てしまってから壁の中で歌っていたのはかなり哀しいモノあったんじゃないだろうか、なんて気を使ってしまうが、皆役柄に徹していて、完璧主義者のロジャー・ウォーターズはご満悦だっただろう。中でもシンディ・ローパーの異質な存在感はこのイベントの最大の発掘だったかもしれない。それに、オープニングからしてバイクと高級車による登場のスコーピオンズなのだから驚きだった。当時、テレビでやったのかな…、見てたんだよね。何の情報もなく、ただロジャー・ウォーターズが「The Wall」を再現する、ってことで。そしたら何だこりゃ?って。知らないミュージシャンもたくさんいたし、何でこの人?ってのもあったけど、夜中にやってたのに凄く惹き込まれて…、もっと聴いて聴いて聴きこまないとダメだって思ってオリジナルの「The Wall」を聴いて…、そんなことしてた記憶がある。
何よりもスゲェな〜って思ったのはロジャー・ウォーターズの存在感。歌だって静かに歌うくらいだしベースだって普通に弾いてるだけなのにステージや音世界での支配感が凄くて、正にロジャー・ウォーターズの世界に皆が舞い降りてるっていうような雰囲気でね、その完成度の高さには敬服。ビジュアル面での妥協もなく、見事に映像と人形を使って妙な世界を表現することに成功しているし、相当カネの掛かったライブで赤字だったらしいが、それでもこれだけのショウを見せられる人はそうそういないだろう。このヘンからロジャー・ウォーターズは独自世界の追求が顕著になってきて、質の高いライブパフォーマンスを映像と音世界を含めて今に至るまでず〜っと展開しているのが素晴らしい。ツアーにひとつくらいはDVDをリリースしてもらいたいよな、なんて思ってるのだが、そうそう簡単にはリリースされてこない…のはもちろん完璧度合いの問題だろう。それにしてもこの「The Wall」なんていう長いアルバムがこんだけ世界中で愛されるシロモノになっているってのが驚きだ。アナログ時代はC面なんて結構辛かったんだよなぁ…。それを過ぎると新たな世界が広がるから聴いてて良かったって思えるんだけどさ(笑)。
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ロジャー・ウォーターズが1992年にリリースしたアルバム「Amused to Death」の5.1chリマスター盤が再発されて、結構な評判とのことでそれはオーディオセット揃えて聴いてみたいものだが、いかんせん今はそういう環境じゃないのでどうしたものかと思案中、んでオリジナルのCD聴いてたりするんだけど、当時からものすごい好きなアルバムで、今あちこちその評論見てたらかなりの傑作って評価らしく、そうだったんだ、やっぱりな、と納得。当時からこれを誰かと話すこともなかったので自分の感覚がある程度世間と合ってて安心した(笑)。んで、いいなぁ〜ロジャーな〜、って聴いてて、ふと何かこれ書いてないのかな、ウチ?って思ったら書いてなかったんでちょうどいいや、ってことで登場です。
1990年の「The Wall Live In Berlin」、ベルリンの壁崩壊後に正にこの機会とばかりに大規模なコンサートを企画開催した野心は素晴らしいと思う。そしてベルリンの壁崩壊にふさわしく豪華ゲスト陣を招いてのイベントとし、有名無名問わず、なるべくドイツというお国柄のミュージシャンも割り当てつつ、話題に事欠かないミュージシャンを何人も呼び寄せてやってることは「The Wall」の再現という…、壁が作られている時歌っていた人はともかく、壁が出来てしまってから壁の中で歌っていたのはかなり哀しいモノあったんじゃないだろうか、なんて気を使ってしまうが、皆役柄に徹していて、完璧主義者のロジャー・ウォーターズはご満悦だっただろう。中でもシンディ・ローパーの異質な存在感はこのイベントの最大の発掘だったかもしれない。それに、オープニングからしてバイクと高級車による登場のスコーピオンズなのだから驚きだった。当時、テレビでやったのかな…、見てたんだよね。何の情報もなく、ただロジャー・ウォーターズが「The Wall」を再現する、ってことで。そしたら何だこりゃ?って。知らないミュージシャンもたくさんいたし、何でこの人?ってのもあったけど、夜中にやってたのに凄く惹き込まれて…、もっと聴いて聴いて聴きこまないとダメだって思ってオリジナルの「The Wall」を聴いて…、そんなことしてた記憶がある。
何よりもスゲェな〜って思ったのはロジャー・ウォーターズの存在感。歌だって静かに歌うくらいだしベースだって普通に弾いてるだけなのにステージや音世界での支配感が凄くて、正にロジャー・ウォーターズの世界に皆が舞い降りてるっていうような雰囲気でね、その完成度の高さには敬服。ビジュアル面での妥協もなく、見事に映像と人形を使って妙な世界を表現することに成功しているし、相当カネの掛かったライブで赤字だったらしいが、それでもこれだけのショウを見せられる人はそうそういないだろう。このヘンからロジャー・ウォーターズは独自世界の追求が顕著になってきて、質の高いライブパフォーマンスを映像と音世界を含めて今に至るまでず〜っと展開しているのが素晴らしい。ツアーにひとつくらいはDVDをリリースしてもらいたいよな、なんて思ってるのだが、そうそう簡単にはリリースされてこない…のはもちろん完璧度合いの問題だろう。それにしてもこの「The Wall」なんていう長いアルバムがこんだけ世界中で愛されるシロモノになっているってのが驚きだ。アナログ時代はC面なんて結構辛かったんだよなぁ…。それを過ぎると新たな世界が広がるから聴いてて良かったって思えるんだけどさ(笑)。
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