Joss Stone - Water For Your Soul
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Joss Stone - Water For Your Soul (2015)

お?新作出すんだ?って気づいたJoss Stoneのアルバムに気づいたので早速ながら何の情報も得ぬままに聴いてみる。そもそもこの娘が歌うアルバムだから悪くはないだろうと。ただ、作風がどんな風になるのかってのは分からないし、それによって彼女の魅力が半減することもあるので、そういう意味ではちょいと賭けでもあるんだけどね、まぁ、どんな風に進むのかなってのもあって聴いてみた。
先日リリースされたばかりのJoss Stone「Water For Your Soul」。オリジナルアルバムは5枚目くらいになるのか?割と全部持ってたりするから流れで聴いてるけど、往年のR&Bカバーが強烈だったりセッション活動の方が彼女の本質が発揮できたりしている気がしてて、どうもオリジナルアルバムでコイツは、って思えるのは「Lp1」だけなんだな。「Lp1」はちょいと異質で悶々としていたJoss Stoneのロック寄りのアルバムだからね、発散なアルバムだったし、そういうテーマでもあったから最高に良かったんだが、今回はそういうのも全て通り抜けたキャリアウーマンの作品だからね、何となくの期待もして聴くワケです。そしたらいきなりレゲエですよ(笑)。驚いたわ…、レゲエに接近するとはね、もちろんそれでもジョス・ストーンらしい歌声で軽やかでおしゃれなソウルフルな作品に聴こえるんだけどさ、まぁ、器用なもんだ。
その後は割とスタンダードにR&B的なものと近年の音楽風味が入っているような感じだけど、まぁ、歌が歌だからね、それでも軽く聴けるような味付けになってて、歌が重いハズなのにバックで軽く聴かせてる、そんな感じ。何か小洒落てるな。ちょいとヒップホップ的なのに挑戦してみたり、カリプソ風味にチャレンジしてみたりとメインストリームなサウンドじゃない路線を色々と取り入れた割とカラフルな作品とも言えるか。個人的に言わせてもらえばとっても勿体無い歌わせ方。本人の意向での作品ならいいけど、アレンジャーやプロデューサーがこうしたらああしたら、っていうのを取り入れているだけならちょいと勿体無い。でも売るためならこういうのが良いのかも。万人が聴ける作品だし、そりゃ歌も上手いんだから聴いてて害はないし。その分存在感も無い。ロック寄りの作品にすれば絶賛なのになぁ〜、パワー使うから本人は大変かもしれないけどまだ若いでしょ?ベックとかミックとか大御所とのツテもあるんだから思い切りロックアルバムでゲスト陣営に大御所招いて叫んでもらうのが自分的には望ましいね。ピンク・フロイドなんかもやってみたらいいんじゃね?とかさ。BGMなんかやっててもしょうがないのにね。
それはそれとして、アルバムとしちゃ聴きやすくて害はないし、あまり耳にするような音楽でもないから心地良く夏に聴くのは良いのはある。レゲエにスカにカリプソにヒップホップ、歌モノR&Bにバラード、バリエーションに富んだ野心作、とも書けるか。

お?新作出すんだ?って気づいたJoss Stoneのアルバムに気づいたので早速ながら何の情報も得ぬままに聴いてみる。そもそもこの娘が歌うアルバムだから悪くはないだろうと。ただ、作風がどんな風になるのかってのは分からないし、それによって彼女の魅力が半減することもあるので、そういう意味ではちょいと賭けでもあるんだけどね、まぁ、どんな風に進むのかなってのもあって聴いてみた。
先日リリースされたばかりのJoss Stone「Water For Your Soul」。オリジナルアルバムは5枚目くらいになるのか?割と全部持ってたりするから流れで聴いてるけど、往年のR&Bカバーが強烈だったりセッション活動の方が彼女の本質が発揮できたりしている気がしてて、どうもオリジナルアルバムでコイツは、って思えるのは「Lp1」だけなんだな。「Lp1」はちょいと異質で悶々としていたJoss Stoneのロック寄りのアルバムだからね、発散なアルバムだったし、そういうテーマでもあったから最高に良かったんだが、今回はそういうのも全て通り抜けたキャリアウーマンの作品だからね、何となくの期待もして聴くワケです。そしたらいきなりレゲエですよ(笑)。驚いたわ…、レゲエに接近するとはね、もちろんそれでもジョス・ストーンらしい歌声で軽やかでおしゃれなソウルフルな作品に聴こえるんだけどさ、まぁ、器用なもんだ。
その後は割とスタンダードにR&B的なものと近年の音楽風味が入っているような感じだけど、まぁ、歌が歌だからね、それでも軽く聴けるような味付けになってて、歌が重いハズなのにバックで軽く聴かせてる、そんな感じ。何か小洒落てるな。ちょいとヒップホップ的なのに挑戦してみたり、カリプソ風味にチャレンジしてみたりとメインストリームなサウンドじゃない路線を色々と取り入れた割とカラフルな作品とも言えるか。個人的に言わせてもらえばとっても勿体無い歌わせ方。本人の意向での作品ならいいけど、アレンジャーやプロデューサーがこうしたらああしたら、っていうのを取り入れているだけならちょいと勿体無い。でも売るためならこういうのが良いのかも。万人が聴ける作品だし、そりゃ歌も上手いんだから聴いてて害はないし。その分存在感も無い。ロック寄りの作品にすれば絶賛なのになぁ〜、パワー使うから本人は大変かもしれないけどまだ若いでしょ?ベックとかミックとか大御所とのツテもあるんだから思い切りロックアルバムでゲスト陣営に大御所招いて叫んでもらうのが自分的には望ましいね。ピンク・フロイドなんかもやってみたらいいんじゃね?とかさ。BGMなんかやっててもしょうがないのにね。
それはそれとして、アルバムとしちゃ聴きやすくて害はないし、あまり耳にするような音楽でもないから心地良く夏に聴くのは良いのはある。レゲエにスカにカリプソにヒップホップ、歌モノR&Bにバラード、バリエーションに富んだ野心作、とも書けるか。
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