Oasis - There & Then

3 Comments
Oasis - There & Then (2001)
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 今になって見れば分かることも色々とある。昔はホントに好き嫌いだけだったし、まぁ、勉強のためにってのもあったけど結局何度も聴かないし見ないもんね。時が経ち、こんなブログやってるからこそ見直したり聴き直したりするのもあったり、新しいものにも取り組んでいけるってなモンです。所詮趣味なんだから別に好き嫌いでいいんだけどさ、もうね、結構発見があったりするから面白くてさ、一時限りであろうともそこからハマっていくものもあったりするし、ロックは実に多様だ。

 もう随分前のバンドになってしまった感のあるOasisのライブ映像「There & Then」。90年代中期頃が全盛期だったのかな、初期くらいしかまともに知らないけど、それも好きじゃなかったもんなぁ。軟弱な英国のポップバンドのひとつくらいにしか思ってなくて、音聴いてもこういう歪系ってのは違うよな〜なんて思ってたし。それだけ変わったギターの音だったのかもなぁ。仲間内ではイナゴの大群ギターって言ってたけど、かっちりと歪んでなくて粒が粗くてノイジーなんだな、それこそが新味だったし、その昔The Stone Rosesがやってた所なのかもしれない。リアルタイムだとそんな風にしか聴いてなくてそんなに人気があるとも思ってなかったし。まぁ、いつしかそれが違ってるらしいことには気づくんだが(笑)。

 …てなこともあってライブってどうなんだろ?って見てみるワケよ。正直言ってスゲェってのは全く無いし、感動すらしなかったけど、やっぱりライブバンド、なんだろうか、と。兄ちゃんのワンマンバンドってのはモロに出てるからバンドっていう楽しみじゃないのかもしれないね。しかもこの兄弟の顔が好きじゃないから余計に…(汗)。しかし曲は良いなぁ、ホント。今聴いても古くないし、曲もまだまだ新鮮。そういう意味で好き嫌いじゃなくてスゲェなって言えるのはあまりないから貴重か。実に英国シンガーソングライターらしい曲と展開に歌、そしてひねくれた性格、やっぱり面白い存在であることは確かだし、長続きしないのもなるほど、それでもこの一瞬が切り取られているのはありがたいことだ。







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フレ
Posted byフレ

Comments 3

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akakad  

自分は後期のDon't believe the Truthがとにかく渋くて聞きやすくて好きです
Rideの元メンバーアンディ・ベルのセンスも光ってますし
前期はちょっと青臭すぎるしHeathen Chemistryの録音がもっと良かったらなぁなんて
リアム・ギャラガーの歌声にはなんか安心感があるし曲の出来が悪いものでもまあいいかって気分になれます

2015/07/29 (Wed) 20:14 | EDIT | REPLY |   
sinz  
ギャラガー兄弟

「What's the story morning glory」は好きで今でも聴きます。
当時、懐かしさを感じるようなサウンドでありながら90年代の空気感が出ていました。
シンプルな曲をあのクオリティで作り続けるのは難しかったのでしょうか・・。
後期は曲のインパクトが明らかに落ちてしまいました。

2015/07/29 (Wed) 22:02 | EDIT | REPLY |   
フレ  
Oasis

>akakadさん
このバンドも好みが結構別れるでしょうねぇ。

>sinzさん
シンプルな曲…、言われてみればそうかも(笑)。

2015/08/01 (Sat) 22:56 | EDIT | REPLY |   

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