Emigrate - Silent So Long

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Emigrate - Silent So Long (2014)
Silent So Long

 こんなん出てたんだ、ってかなり後になって気づくことはもう当たり前になっているので何となくアレコレとチェックするようにはしてたけど最近はそういうチェックも手法が変わってきてて情報が漏れてることが多いので、知らぬままで気づかないなんてのは当たり前…話題にならないとやはり知らないものなのだ。それじゃイカンのだけどTwitterとかでも全部は入ってこないし、なかなか良いチェック方法がないものだ。さりとて、そんなに困ることでもないからほったらかしではあるが…。

 2014年に出ていたとは知らなかったEmigrateのセカンド・アルバム「Silent So Long」。ドイツのRammsteinのギタリストのバンドだけど随分前に一枚目がでて、ほほ~、Rammsteinの表面部分が見事に出てきているアルバムで、深い部分は他のメンバーの功績だったかという事が浮き彫りになったという意味で楽しめたのだが、今回は色々な制約から解き放たれたのかかなり趣味的に好きなことをやっているようだ。音楽的な統一性でのアルバムではなく、リヒャルト君のやってみたいこと集か、たまたま知り合っているゲストボーカル陣の好みに合わせた音づくりをしているっつう風味かな。こういうアルバムってのも有りだな、って。

 …とは言え、motorheadのレミーとかマリマンくらいしかまともに名前知らないし…、アルバム冒頭から聴いてると随分カラフルな作風でデジタルとの融合も健在、レミー参加の曲は冒頭からいきなり超ハードなツーバスが流れてきて、なるほどレミーに歌ってもらうために作ったんだろうと。マリマンが歌ってる曲も見事にマリマンならやりそうなスタイルでの曲だから歌う側も違和感なく出来たんじゃないだろうか。よく研究されてるよな…って事はやっぱりリヒャルト君の才能なんだろう。Rammsteinで聴けるデジタルへの近接はここでも如実に現れているからバンドへの貢献度も高かったハズで、Rammstein再開は時間かかるのかねぇ…。







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フレ
Posted byフレ

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