Black Trip - Goin' Under

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Black Trip - Goin' Under (2013)
Goin' Under

 ここ最近のヴィンテージロックの充実ぶりは以前にも増してレベルアップしている感をヒシヒシと感じている次第、既に本物を超えているんじゃないかっつうくらいの出来映えのバンドだって出てきているし、見事にナントカと何とかの融合が果たされている、みたいなのもあって世界観を含めてよく研究されてそのスタイルそのままで出されてくるものも多い。これまでも無かったワケじゃないけどここまで多数のバンドが取り沙汰される事はなかったから新しいリバイバルシーンなんだろう。ロックってもうそういう時代に突入しているが、どこにどういう風に進むのだろうか?そんな事をちょいと気にするようになってきた…。

 スウェーデンからの使者Black Tripと言うバンドの2013年のデビュー・アルバム「Goin' Under」。これがまた初っ端からWishbone AshっつうかThin Lizzyっつうか哀愁漂うツインギターのイントロから始まり、ダサダサの音とアレンジによる黄金の70年代ハードロックそのままで展開も安心して聴いていられる古き良きロックそのまま。面白いのはそこにNWOHMのエッセンスが入ってるからWishbone Ashのもうちょいハード版に仕上がっているようなところだ。ただもっと勢いあるしロックエッセンスはたっぷりとガツンとカマしてくれる作品。細かくて難しいことは一切無くてストレートに突き刺さってくるが、ところどころでは明らかにメタルの波を吸収している展開なんかもあって面白い。メタル嫌いな人でもハードロック好きなら平気だろうし、Thin Lizzyがやってた世界を現代的にしているような部分はあるか。そう聞いていると新しい取り組みをしてるんだな。

 Enoforcerっていう近年のこの手のバンドでは一番ホンモノ的なバンドがスウェーデンにいるけど、そこのギタリストがBlack Tripではボーカルをやってて、ドラマーはそのままドラム叩いているというバンドらしい。かと言ってEnforcerの質感とはちょいと異なるってのはやはり音のまぶし方とギタリストの違いだろうか。こういうバンド聴いてみたいなと思ってたバンドに出会えたなぁ…。Wishbone Ashみたいなのって実は全然いないバンドだったし。



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フレ
Posted byフレ

Comments 2

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sinz  
う~ん

とても今現在のバンドとは思えない・・・。
ジャケットとルックスのダサさにひくが、音だけ聴くと結構ツボかもです。
ギターソロも捻りが効いてて面白いし。
いやぁ、いろんな意味ですごいなぁ。

2015/07/23 (Thu) 10:33 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>sinzさん

凄いですよね、ホント。
きちんとニーズもあって売れてるってのも含めて。

2015/07/26 (Sun) 20:51 | EDIT | REPLY |   

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