Beardfish - Sleeping In Traffic: Part Two

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Beardfish - Sleeping in Traffic: Part 2 (2008)
Sleeping in Traffic: Part 2

 21世紀のロックを聴いているのだが、自分の嗜好からか70年代懐古シリーズ的なバンドが続いている今日此の頃、新しい音にもチャレンジしていきたいんだけど自分の中に残らないんだよねぇ…。それで、少しでも残るバンドや音を探していたりするんだが、確率は結構悪い。アルバムに対して聴き込みが足りないだけで、バンドに魅力が無いんじゃなく、自分に時間がないのが答えかな…。それにしても色々なバンドが色々な国々から雑多に出て来るものだ。その情報をフォローするのも大変だし、それでも話題性は何かしらあるからしっかりと自分でも情報漁れるし聴けるんだから良い時代です。

 2008年リリースの今度もスウェーデンのBeardfishというバンドの4枚目「Sleeping in Traffic: Part 2」って作品。Part.2ってことはこの前のアルバムがPart.1で、物語が繋がっているのだろうけど、そこまで調べ切れてないので…。ちょっと聴き始めた瞬間から脳裏をよぎったのはGenesis的な音。ん〜、好きじゃないんだろうな、きっと、と思いつつもそれは決してGenesisを聴いているんじゃないからきっと普通に聴けるハズだ、って思いながら聴いているのだが…、やっぱり苦手そうだ。フレーズフレーズはとってもプログレらしい音で、曲の組み立てにしてもオルガンにしてもギターにしてもかなりノスタルジックで良く出来てる。音の処理がこうじゃなきゃもうちょっと他の作品も…ってなったんだろうが、やっぱり苦手なのでなかなか好みな所を見つけるのが難しい。

 でも、単にGenesisでもないし、何だろうなぁ、この音…どっかで似たような音があったんだが…、思い出せん(笑)。最初の方はそんな感じだったんだけど、徐々に慣れてきて、ってのとそれほど同じような曲調だけでもないから結構熱の入ったロックに仕上がってるってことに気づいた。何かかなり引っ張られるくらいのグルーブがあるぞ…、しかも長い曲になるほどにその傾向は強くなってるようで、怒涛の35分一曲のタイトルナンバーはそう来るのかってくらいなモンだ。最初の印象と最後まで聴いた印象が自分的にはかなり変わった面白いバンドの音だった。



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フレ
Posted byフレ

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