Porcupine Tree - Signify
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Porcupine Tree - Signify (1996)

90年代なんてのは自分がしっかりとプログレにハマってた頃でもあって、割とその辺敏感に漁ってた。もちろん70年代の音ばかりだったんだけど、その手の雑誌買ったり見てたりすると幾つか新しいバンドなんかも取り沙汰されてて、まぁ、そのウチ聴くこともあるかもな、今は70年代で忙しいし後回しだ、なんて思ってた。そんな中にAnekdotenとかPorcupine Treeなんてのは入ってたな~。
ってことでPorcupine Treeの4枚目の作品となる1996年リリースの「Signify」。自分もこのバンドをキチンと来歴漁って聴いてるワケじゃないので受け売りの書き方になるけど、このヘンまではまだ独自のプログレ感を完全には持っていなくて、割と新進のプログレ志向バンドなんて感じだったらしい。この後くらいからは本格的にプログレ的バンドとして認知され、その後はスティーブ・ウィルソンの名前がひとり歩きすることになるのだが、少なくとも自分がこれ以前くらいに名前を聴いて音を聴いた時はそんなになぁ~くらいな感じだった。ひとつのターニングポイントが本作「Signify」とも言える、らしい。
今では陰鬱なプログレバンドとしての印象があるけど、この「Signify」で既に同じ路線は描かれている感じはある。ただしもっとロックっぽい側面が目立つから本気で鬱な方向に進むかどうか、ってのはあったのかもしれない。ただねぇ、ここまで突き抜けて鬱な世界を煽ってくれると聴いてる方も同じく暗くなるワケだが、それを好む人間が世界中にいるってのは何とも病んだ世の中だ。なんてことを言いつつ、とっても心地良く聴けてハマれる絶望感が素晴らしい。やっぱ最初からきちんと聴いておくべきバンドなんだろうなぁ…とあまり手を出したくないという本能がありつつ、「Signify」のようなジャケットに惹かれてついつい聴いてしまった。
今から漁るにはキャリア長いバンドだよなぁ…、何枚出てるんだ?とかそんな所から始めないといけない…。

90年代なんてのは自分がしっかりとプログレにハマってた頃でもあって、割とその辺敏感に漁ってた。もちろん70年代の音ばかりだったんだけど、その手の雑誌買ったり見てたりすると幾つか新しいバンドなんかも取り沙汰されてて、まぁ、そのウチ聴くこともあるかもな、今は70年代で忙しいし後回しだ、なんて思ってた。そんな中にAnekdotenとかPorcupine Treeなんてのは入ってたな~。
ってことでPorcupine Treeの4枚目の作品となる1996年リリースの「Signify」。自分もこのバンドをキチンと来歴漁って聴いてるワケじゃないので受け売りの書き方になるけど、このヘンまではまだ独自のプログレ感を完全には持っていなくて、割と新進のプログレ志向バンドなんて感じだったらしい。この後くらいからは本格的にプログレ的バンドとして認知され、その後はスティーブ・ウィルソンの名前がひとり歩きすることになるのだが、少なくとも自分がこれ以前くらいに名前を聴いて音を聴いた時はそんなになぁ~くらいな感じだった。ひとつのターニングポイントが本作「Signify」とも言える、らしい。
今では陰鬱なプログレバンドとしての印象があるけど、この「Signify」で既に同じ路線は描かれている感じはある。ただしもっとロックっぽい側面が目立つから本気で鬱な方向に進むかどうか、ってのはあったのかもしれない。ただねぇ、ここまで突き抜けて鬱な世界を煽ってくれると聴いてる方も同じく暗くなるワケだが、それを好む人間が世界中にいるってのは何とも病んだ世の中だ。なんてことを言いつつ、とっても心地良く聴けてハマれる絶望感が素晴らしい。やっぱ最初からきちんと聴いておくべきバンドなんだろうなぁ…とあまり手を出したくないという本能がありつつ、「Signify」のようなジャケットに惹かれてついつい聴いてしまった。
今から漁るにはキャリア長いバンドだよなぁ…、何枚出てるんだ?とかそんな所から始めないといけない…。
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