Krokodil - An Invisible World Revealed
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Krokodil - An Invisible World Revealed (1971)

時代を経てネットが広がって情報の拡散が早くなり、また音源の発掘も進みCD化、DL化される、更に売るものの枯渇感、売れるものの固定化からヘンなものニッチなものの発売、発掘リリースなどあの手この手でとにかく商品を探してはリリースしていく事がファンには嬉しいものの発掘リリースする側はそこまで自信もなく出してみる、みたいな所だろう。おかげで好きモノにはこんなもんまで出たのか…と驚くこと多数。自分なんかは全然追いかけていなかったりするので、何かの機会に発見すると感心することばかり。
1971年リリースのスイスのKrokodilというバンドの幻の名盤サード・アルバム「An Invisible World Revealed」。もちろん巷の噂くらいでしか知ることもなく当然レコードを売っていたのを見たこともなく、忘れ去ってて十数年、ネット時代になってようやく聴けた代物ではあるが、まさかまさかのこんな音だったとはね。70年代の英国のロックもかなりヘンだったけど、このKrokodilの音楽の方向転換とこのアルバムでのスタイルは更に訳分からんかも(笑)。1st、2ndではまっとうなサイケバンドだったらしいが本作では明らかに進化した作風で驚くべき完成度の高さを誇る。スタイルは…、何とも言えないんだがハードロックってんじゃない…、けどロックって括るにもちょっと物足りないか。ゴッタ煮ロックからちょっとはみ出るくらいの作風。
アコギの美しさにフルートの調べ、かと思えばシタールにタブラがあったりサイケなSEが舞っていたりとプログレと呼ぶには少々稚拙ではあるのでロックの範疇だが、なかなか楽しい実験もしていて遊べる感じ。ハマり込めるかってほどでもないけどこの手の音好きには多分響くだろうね。それにしてもフザけたアルバムジャケットで何ともB級感漂う作風だ。

時代を経てネットが広がって情報の拡散が早くなり、また音源の発掘も進みCD化、DL化される、更に売るものの枯渇感、売れるものの固定化からヘンなものニッチなものの発売、発掘リリースなどあの手この手でとにかく商品を探してはリリースしていく事がファンには嬉しいものの発掘リリースする側はそこまで自信もなく出してみる、みたいな所だろう。おかげで好きモノにはこんなもんまで出たのか…と驚くこと多数。自分なんかは全然追いかけていなかったりするので、何かの機会に発見すると感心することばかり。
1971年リリースのスイスのKrokodilというバンドの幻の名盤サード・アルバム「An Invisible World Revealed」。もちろん巷の噂くらいでしか知ることもなく当然レコードを売っていたのを見たこともなく、忘れ去ってて十数年、ネット時代になってようやく聴けた代物ではあるが、まさかまさかのこんな音だったとはね。70年代の英国のロックもかなりヘンだったけど、このKrokodilの音楽の方向転換とこのアルバムでのスタイルは更に訳分からんかも(笑)。1st、2ndではまっとうなサイケバンドだったらしいが本作では明らかに進化した作風で驚くべき完成度の高さを誇る。スタイルは…、何とも言えないんだがハードロックってんじゃない…、けどロックって括るにもちょっと物足りないか。ゴッタ煮ロックからちょっとはみ出るくらいの作風。
アコギの美しさにフルートの調べ、かと思えばシタールにタブラがあったりサイケなSEが舞っていたりとプログレと呼ぶには少々稚拙ではあるのでロックの範疇だが、なかなか楽しい実験もしていて遊べる感じ。ハマり込めるかってほどでもないけどこの手の音好きには多分響くだろうね。それにしてもフザけたアルバムジャケットで何ともB級感漂う作風だ。
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