Black Widow - Return To The Sabbat
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Black Widow - Return To The Sabbat (1969)

悪魔至上主義とロックの結び付きは古くから実験されてて、その代表がBlack Sabbathみたいに思われているが今じゃ彼らのそれは単なる売り出しの時のイメージ戦略な側面が強く実際に悪魔至上主義的な嗜好を持つのはベースのギーザー・バトラーだけだったとか…。それはともかくそういう結び付けがロックの一部分を今でも牽引しているのは事実で、当時から時を同じくして悪魔至上主義的なバンドはいくつも出ていた。昨今様々なバンドが発掘されればされるほどそういうのもたくさん出て来て、実は自主制作でこんなの出てました、とかね。自分も知らなかったのと突然発見したりするしさ。
Black Widowの1969年のでもレコーディング作品「Return To The Sabbat」なんてのが1999年に突如リリースされていたらしく、どうも見たこと無いジャケットだし、ホンモノか?それとも発掘モノか?みたいに思ってたけどやっぱり発掘音源だった。ところが発掘音源のデモ録音版と思いつつ聴いてみると何の事はない、普通にファースト・アルバムな音…ってか前身バンドPesky Geeの流れをそのまま汲んでいるアルバムじゃないかと。デモにありがちな音でもなく、きちんとスタジオで作られたデモ録音盤なので作品として楽しめるのが嬉しい。悪魔主義だなんだと言っても今じゃもうカワイイもんで、こういうオドロオドロしいのも出まくってるから驚くようなものはないんだが、いつ聴いても「Come To The Sabbat」のリフレインはさすがにヤバ…みたいに思ってしまう(笑)。
音的には全編ともヘヴィメタルとは無縁だし、ともすればロックとも無縁かもしれないくらいにごちゃ混ぜの何でもアリ的なバンドサウンドで、サイケとも言えるしヘンな世界。フルートとか鍵盤も入ってるからさ、やっぱり70年辺りのゴッタ煮ロックの中のひとつとして数えられるに相応しいバンドの音で、相変わらず括れないバンドはあるものだ。強いていうならばJethro Tullが一番近いのかもしれないが…。う〜ん、自分的にはBlack Widowの作品の中では一番好きなアルバムかもなぁ、これ。

悪魔至上主義とロックの結び付きは古くから実験されてて、その代表がBlack Sabbathみたいに思われているが今じゃ彼らのそれは単なる売り出しの時のイメージ戦略な側面が強く実際に悪魔至上主義的な嗜好を持つのはベースのギーザー・バトラーだけだったとか…。それはともかくそういう結び付けがロックの一部分を今でも牽引しているのは事実で、当時から時を同じくして悪魔至上主義的なバンドはいくつも出ていた。昨今様々なバンドが発掘されればされるほどそういうのもたくさん出て来て、実は自主制作でこんなの出てました、とかね。自分も知らなかったのと突然発見したりするしさ。
Black Widowの1969年のでもレコーディング作品「Return To The Sabbat」なんてのが1999年に突如リリースされていたらしく、どうも見たこと無いジャケットだし、ホンモノか?それとも発掘モノか?みたいに思ってたけどやっぱり発掘音源だった。ところが発掘音源のデモ録音版と思いつつ聴いてみると何の事はない、普通にファースト・アルバムな音…ってか前身バンドPesky Geeの流れをそのまま汲んでいるアルバムじゃないかと。デモにありがちな音でもなく、きちんとスタジオで作られたデモ録音盤なので作品として楽しめるのが嬉しい。悪魔主義だなんだと言っても今じゃもうカワイイもんで、こういうオドロオドロしいのも出まくってるから驚くようなものはないんだが、いつ聴いても「Come To The Sabbat」のリフレインはさすがにヤバ…みたいに思ってしまう(笑)。
音的には全編ともヘヴィメタルとは無縁だし、ともすればロックとも無縁かもしれないくらいにごちゃ混ぜの何でもアリ的なバンドサウンドで、サイケとも言えるしヘンな世界。フルートとか鍵盤も入ってるからさ、やっぱり70年辺りのゴッタ煮ロックの中のひとつとして数えられるに相応しいバンドの音で、相変わらず括れないバンドはあるものだ。強いていうならばJethro Tullが一番近いのかもしれないが…。う〜ん、自分的にはBlack Widowの作品の中では一番好きなアルバムかもなぁ、これ。
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