Deep Purple - Stormbringer
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Deep Purple - Stormbringer (1974)

オールドタイムなロックファンからするとDeep Purpleは第2期が黄金期であって、第3期になるともうほぼ皆お付き合い程度、更に第4期などは無視している状況が当たり前で、大して興味もない自分にすらそのように印象付けられていて、逆に第一期などはマニア的に捉えられている向きもあって、プログレッシブなパープルということで重宝していてこのヘンは創生期としての価値があるようでさほどケナされることはない…が、好まれることも多くはない。そんなことで第3期のパープルねぇ…、なんて思って何度も聴いてはいないアルバムを取り出してみた
1974年にリリースされた「Stormbringer」、もちろん歌はデヴィカバでギターはリッチー、ベースボーカルにグレン・ヒューズにイアン・ペイス、ジョン・ロードという布陣による作品。端的に聴いてみた感想…、何聴いてたんだっけ?って感じ(笑)。妙な質感のAORみたいなの聴いてるみたいでね、別にパープルでやらんでもいいだろっくらいにしか思わないなぁ~。そりゃさ、解釈によっては新たな息吹を…とかリッチーのギターの奥深さを知った、とか言えるんだろうけど、音楽聴くって意味に於いては別にここでパープルがやってるこういうのを聴く必要はない。パープルにしか出来ない音世界があったんだから、ってのもあって当時から見捨てられていった時代のアルバムなのだなというのを改めて、ある程度歳を重ねて丸くなった自分が今聴いてもやっぱりそう思うワケです。ホントにね、ムードもあるし聴かせやすいアルバムだし、懐の深さを示したアルバムでもあるしデビカバも気持ち良さそうに歌ってるし、何よりもグレン・ヒューズのベースがもうハードロックとは全然異なる世界に行ってるし、そりゃリッチー辞めるわな、と納得。
デビカバ入れる時にポール・ロジャースって案があったのってこういう方向性に進んでみたかったってのあったのかもね。グレン・ヒューズの加入でそういう方向性ってのは見えてただろうし、こういうのをポール・ロジャースが歌ってたら違和感ないし、グレン・ヒューズでもおかしくない。多分デビカバでもヘンじゃないんだろうけど、やっぱリッチーが…(笑)、いや、同情するわ、これ。元スタジオミュージシャンだから何でもこなせるのはこんなところでも器用にプレイしてしまってるけどさ、なるほどねぇ、そういうことだったか。中には数曲元々のパープルらしい曲があって、それがもう異常にかっこ良く聴こえるというのは明らかでさ、こういうの求めるんですが…と言いたくなるな。アルバム全体の印象は言われているほど黒いというんじゃないけど、明らかにハードロックとは異なる音世界、パープルじゃなきゃなかなかの力作と云うのはあるが、パープルだからねぇ…。

オールドタイムなロックファンからするとDeep Purpleは第2期が黄金期であって、第3期になるともうほぼ皆お付き合い程度、更に第4期などは無視している状況が当たり前で、大して興味もない自分にすらそのように印象付けられていて、逆に第一期などはマニア的に捉えられている向きもあって、プログレッシブなパープルということで重宝していてこのヘンは創生期としての価値があるようでさほどケナされることはない…が、好まれることも多くはない。そんなことで第3期のパープルねぇ…、なんて思って何度も聴いてはいないアルバムを取り出してみた
1974年にリリースされた「Stormbringer」、もちろん歌はデヴィカバでギターはリッチー、ベースボーカルにグレン・ヒューズにイアン・ペイス、ジョン・ロードという布陣による作品。端的に聴いてみた感想…、何聴いてたんだっけ?って感じ(笑)。妙な質感のAORみたいなの聴いてるみたいでね、別にパープルでやらんでもいいだろっくらいにしか思わないなぁ~。そりゃさ、解釈によっては新たな息吹を…とかリッチーのギターの奥深さを知った、とか言えるんだろうけど、音楽聴くって意味に於いては別にここでパープルがやってるこういうのを聴く必要はない。パープルにしか出来ない音世界があったんだから、ってのもあって当時から見捨てられていった時代のアルバムなのだなというのを改めて、ある程度歳を重ねて丸くなった自分が今聴いてもやっぱりそう思うワケです。ホントにね、ムードもあるし聴かせやすいアルバムだし、懐の深さを示したアルバムでもあるしデビカバも気持ち良さそうに歌ってるし、何よりもグレン・ヒューズのベースがもうハードロックとは全然異なる世界に行ってるし、そりゃリッチー辞めるわな、と納得。
デビカバ入れる時にポール・ロジャースって案があったのってこういう方向性に進んでみたかったってのあったのかもね。グレン・ヒューズの加入でそういう方向性ってのは見えてただろうし、こういうのをポール・ロジャースが歌ってたら違和感ないし、グレン・ヒューズでもおかしくない。多分デビカバでもヘンじゃないんだろうけど、やっぱリッチーが…(笑)、いや、同情するわ、これ。元スタジオミュージシャンだから何でもこなせるのはこんなところでも器用にプレイしてしまってるけどさ、なるほどねぇ、そういうことだったか。中には数曲元々のパープルらしい曲があって、それがもう異常にかっこ良く聴こえるというのは明らかでさ、こういうの求めるんですが…と言いたくなるな。アルバム全体の印象は言われているほど黒いというんじゃないけど、明らかにハードロックとは異なる音世界、パープルじゃなきゃなかなかの力作と云うのはあるが、パープルだからねぇ…。
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