John Verity Band - John Verity Band

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John Verity Band - John Verity Band (1974)
デビュー!

 まだまだ魅力的な音楽に出会えるのはやはり面白いものだ。人からのオススメもあれば何かのきっかけで聴くものもあるし、流れで辿って行くと聴けたってのもある。70年代にしてもまだそんなのがいっぱいあるんだろうってのがね、やっぱ深い森とは言ったものだと。普段からいろいろな人の発言やコラム、ブログなどをちょこちょこと意識して情報収集してるのも当たり前になってきて、そんな中から聴いてみたってのも多い。本日のお題もそんな所から。

 John Verity Bandの1974年の最初のソロアルバム「John Verity Band」。John Verityって誰?って方が多いだろうし、自分もそうだったんで、調べてみると途中からアージェントに参加してギター弾いてたけど、ラス・バラッドが辞めちゃってからはボーカルもやるようになったという器用人とのこと。ふ〜ん、って思って聴いてたんだけど、聴いてるとギターがかなり良くってさ、誰だコレ?ってなくらいにJohn Verityって人のギターが良いんです。ハードロックでもブルースロックでもなくメロディアスなギタリスト、でもメロディアスかって言われるとそういうんでもなく、何か不思議な感じの染み入るギターで音もナチュラルでとってもよろしい。更にアルバム丸ごと英国風なのは言うまでもないけど、キンクスとかその辺に通じる音で馴染み深い情景が広がってくる、そんなイメージの作品。ジャケットがどうにも、って部分はあるけど中味はかなり味わい深いアルバムなのが楽しめるね。

 アージェントあたりだと自分も全然真面目に聴けてないしどうも聴くフックがないのであまり手に取らないんだけど、こういう音を出してた人がギター弾いてたんだったらやっぱり聴いてみないとイカンだろうなぁ〜とはいつもの弁。そうこうしているウチに適当に聴いてみるかな、と。その後Phoenixってのも組んでるし、ちょっと漁ってみるには面白いかもなぁ。中期キンクス風な味わいを楽しめる作品で、知名度低いけどいぶし銀な人って感じです。



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フレ
Posted byフレ

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