Crass - Feeding of the 5000

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Crass - Feeding of the 5000 (1978)
Feeding of the 5000

 歳を重ねてくると遊ぶ、っても夜飲みに行くか、ってのが多くなってきて、そりゃライブとかバンドでスタジオに入るとかあるけど、気軽にしょっちゅうってモンでもないしさ、ライブは行こうと思う人はしょっちゅう行くライブもあるんだろうけど、自分的にはそこまでないし、じゃ飲むか、ってなるんだろうけどそれも何か結局数時間会話してるだけでもあって、それこそがコミュニケーションなんだから良いんだが、もっとなんか遊びってないかな、なんて思う。カネと時間あればどんだけでも遊べるんだろうけどね。そうもいかないし結局飲んでリラックスするか、みたいになるんだな(笑)。

 Crassってホントに謎に包まれたバンドだった。80年代辺りには既にアイコンでもあり伝説のバンドでもあったし、そもそもロゴとかがかっこ良くて…カッコ良いっつうかそれが先走っててパンクの象徴みたいな感じになってたからある意味ファッション的な象徴でもあったか。その実音を聴いた時は「?」だったのが本音。すっかり自分の中では抜けてたバンドだけど、はてどうだっけ?って思って30年以上ぶりに聴いてみたのが「Feeding of the 5000」だ。1978年リリースのファーストアルバムで、その筋では伝説。自分は音だけを聴いてるからあんまりピンと来ないんだけど、そもそもCrassってのは無政府主義集団なワケで、音楽はその活動の一つの手段だという事らしい。パンクという手法はそのメッセージ性も含めて手頃な音楽で、歌詞が強烈な政治主義を打ち出しているらしい。それが強烈でコアなファンを確立したということだけど、音だけを聴いてるからどうにも…。

 なんつうのかな…パティ・スミスがもっとコアなパンクに走ったらこうなるのかも、的な音かなぁ。ポジパン的に聴こえるのとか妙にハードコアっぽく聴こえるのとかあるが、このヘンは色々と形容しにくい個性的な音でもあるな。ただ、ものすごく引っ掛かる感じで、歌というよりもメッセージ、音楽というよりも怒り・表現の手段みたいな…それこそパンクだけど、「Punk is Dead」と歌っているんだな。でもパンクのカリスマとして見られているってのはさすがだ。未だ動いている姿を見たことのないバンドだがYouTubeにあるのかな?音楽的にはやっぱり受け付けにくい音だった…。



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フレ
Posted byフレ

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