Black Sabbath - Never Say Die

Apple好きなんだけど今回のApple Watchにはまるで興味がソソられない…、普段腕時計しないからそもそもガジェットとして必要ないから、それをまだ腕につけるってのも思わないし、更に結局コレって両手塞がる話だから、そんな時ってあまりないだろうな〜と。両手ふさがって良い時だったら別に腕時計タイプじゃなくてもiPhoneとかでいいしね。機能的に必要面があるかと言われてもなかなか…健康管理しないし、まるで興味を持てない。何か新しいガジェットじゃないからかな、既存の最新版ってだけで面白味に欠ける、と今は思ってるけどアチコチで流行ってもっと色々わかってきたら楽しむこともあるかもしれんが。でも、腕時計つけるのイヤだから多分ないな。
Black Sabbathの1978年リリースの8枚目「Never Say Die」。このヘンの作品ってアルバムジャケットからしてあのサバスの音じゃない事を象徴してたんだろうな、きっと。案の定オドロオドロしい世界観は鳴りを潜め、硬質メタリックサウンドに包まれた、どっちかっつうとNWOBHMの音色に近い感触で全編作られている。オジーの歌声ですら悪魔の申し子の片鱗もさほどしか感じられない歌い方、と言うか音処理なのかな、どっちかっつうとオジーのソロ作に近い感触での作品。Budgieみたいな印象すらあるアルバムでかなり不思議な感覚なアルバムだ。曲がどうのってのはもちろんかなりレベルの高い作品が並んでいるしトニー・アイオミのリフもソロもこだわりも健在でそこは明らかにサバス、ってよりもトニー・アイオミ、なんだな。それが多分ヘンなコード展開や半音使いの進行なんてのを抑えてるからこうなってるっぽい。
バンドは常に実験精神を持って前進するんだ、みたいな意気込みは感じられるが迷走してしまうケースもあって難し所だろうって思うのは今だから。リアルな頃はそういうのも認めない、みたいなトコあるしさ。特にサバスなんてネームバリュー出来ちゃうとファンの方が強い印象持ってしまって狭い偏見に囚われていたからだろう。オジー末期の3作くらいは昔のサバスとは異なるエッジの立ったスタイルで取り組みってんで良いしね。今聴いてみると正に現在のメタルシーンの源流と同じだってこともわかる…ってことは進化のスピードが著しく遅いジャンルがメタルってことなんだが、それでもこんだけ世界中に固定的なメタラーがいるんだから面白い。その人間達全てがサバスを聴いて納得するんだから伝説はデカくなっていきますな。なるほど。
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