Colosseum II - Electric Savage
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Colosseum II - Electric Savage (1977)

昔聴いてた時は全然理解できなかったロックのアルバムってたくさんあるけど、今聴いたら理解できるものや好きになるモノも多いのかもしれない。音楽を好みの音楽というだけで聞いている時とやっている側の背景や音楽的な歴史も組み合わせて解釈する事でその音楽の成り立った理由が理解できて、その成果としてのサウンドを聴くという姿勢もある。訳分からん事書いてるが、単に好き嫌いからこういう理由だからこういう音が出て来てたのか、プレイヤー的に凄いんだな、みたいな理解だね。ま、そこまでして聴く必要性は無いか。
Gary Mooreってさ〜てトコから始まったけど、Colosseum IIの時のGary Mooreのギターってそんなに違ったっけ?とか思って、「Electric Savage」を聞いてたんです。うん、昔は好きじゃないバンドだったし今でも好きか、って聴かれたら分からん、って答えるくらいのバンド。ただ、やろうとしていた事やジョン・ハイズマンの向かう方向性はな何となく理解できたからそっちの意味では好きだった。自分の中で整合性が取れなかったのはゲイリー・ムーアやニール・マーレイ、ドン・エイリーってハードロック畑の人たちがどうしてこうなる?っていう所。後追いだからこそ起こるその疑問です。こっちが発端で結果的にはハードロックの道に行っただけってのは後から知る理屈だった。時代を1974年頃に戻してみればジョン・ハイズマンだけが著名なドラマー、ミュージシャンで、他は新参モンの若造達なワケだ。それでもそういう連中を集めて実験的な音に取り組んでいったというのがColoseum II、そのセカンドアルバムにして最高傑作が「Electric Savage」だ。若者たちはきちんと成長し、ドン・エイリーは幅の広い鍵盤奏者になり、ゲイリー・ムーアも懐の深いフレーズを多数持って引き出しを多くして取り組んでいる。ニール・マーレイは脱退しちゃってるんで除くとして、ジョン・ハイズマンはもう圧倒的にドラマー、フュージョンドラマーな世界でグイグイと引っ張っていく。
そんなテクニシャン達の応酬で一週間でテンションの高いレコーディングを済ませたらしい「Electric Savage」はそのせいかもあってか随分と緊張感の張り詰めた手に汗握る熱気のある作品に仕上がっている。ゲイリー・ムーアが一曲だけボーカルを取るが、既にこのバンドに歌は不要だった事は言わずもがな。メンバーがハードロック畑と言うのは無視して英国のフュージョンロックバンドとして解釈して聴くと分かりやすかったんだよ。そうすると名盤か?ってなると割とそうでもない…のはまだまだ既存の範疇内の音だったからだ。Fusion OrchestraやSoftsはもっと実験的だったし。でも、やっぱりこのテンションの高さは凄い。

昔聴いてた時は全然理解できなかったロックのアルバムってたくさんあるけど、今聴いたら理解できるものや好きになるモノも多いのかもしれない。音楽を好みの音楽というだけで聞いている時とやっている側の背景や音楽的な歴史も組み合わせて解釈する事でその音楽の成り立った理由が理解できて、その成果としてのサウンドを聴くという姿勢もある。訳分からん事書いてるが、単に好き嫌いからこういう理由だからこういう音が出て来てたのか、プレイヤー的に凄いんだな、みたいな理解だね。ま、そこまでして聴く必要性は無いか。
Gary Mooreってさ〜てトコから始まったけど、Colosseum IIの時のGary Mooreのギターってそんなに違ったっけ?とか思って、「Electric Savage」を聞いてたんです。うん、昔は好きじゃないバンドだったし今でも好きか、って聴かれたら分からん、って答えるくらいのバンド。ただ、やろうとしていた事やジョン・ハイズマンの向かう方向性はな何となく理解できたからそっちの意味では好きだった。自分の中で整合性が取れなかったのはゲイリー・ムーアやニール・マーレイ、ドン・エイリーってハードロック畑の人たちがどうしてこうなる?っていう所。後追いだからこそ起こるその疑問です。こっちが発端で結果的にはハードロックの道に行っただけってのは後から知る理屈だった。時代を1974年頃に戻してみればジョン・ハイズマンだけが著名なドラマー、ミュージシャンで、他は新参モンの若造達なワケだ。それでもそういう連中を集めて実験的な音に取り組んでいったというのがColoseum II、そのセカンドアルバムにして最高傑作が「Electric Savage」だ。若者たちはきちんと成長し、ドン・エイリーは幅の広い鍵盤奏者になり、ゲイリー・ムーアも懐の深いフレーズを多数持って引き出しを多くして取り組んでいる。ニール・マーレイは脱退しちゃってるんで除くとして、ジョン・ハイズマンはもう圧倒的にドラマー、フュージョンドラマーな世界でグイグイと引っ張っていく。
そんなテクニシャン達の応酬で一週間でテンションの高いレコーディングを済ませたらしい「Electric Savage」はそのせいかもあってか随分と緊張感の張り詰めた手に汗握る熱気のある作品に仕上がっている。ゲイリー・ムーアが一曲だけボーカルを取るが、既にこのバンドに歌は不要だった事は言わずもがな。メンバーがハードロック畑と言うのは無視して英国のフュージョンロックバンドとして解釈して聴くと分かりやすかったんだよ。そうすると名盤か?ってなると割とそうでもない…のはまだまだ既存の範疇内の音だったからだ。Fusion OrchestraやSoftsはもっと実験的だったし。でも、やっぱりこのテンションの高さは凄い。
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