Renaissance - Delane Lea Studios 1973

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Renaissance - Delane Lea Studios 1973
Delane Lea Studios 1973

 雑誌の表紙のみならずロックの世界はオールドタイマーな連中が支配していると言っても過言じゃないくらいにジジイ連中が多い。別に自分もそれが好きだからいいんだけど、ロックの高齢化って…あるのか?そんなこと想像したか?って話でね、何か違和感あるし実際そうじゃないかもしれないし、適当なんだが、やっぱり高齢化している気がする。そりゃ新しいの出て来るけどその世代だけのニッチな伝わり方っつうか、狭い世界観になってる気がするんだよね。別にそれで成り立つならいいけど、そうも思えないしね…、何でも楽しめればいい、か。

 いつの間にかRenaissanceも昔の音をいくつもリリースします商法をしていて、これまでは割と新し目のライブ音源なんかを出してたような気がするけど、今回からはもうど真ん中の全盛期を出して来た…いや、もっと前からそういうのはリリースされてるから今更ながらだけど、それでもなんかインパクトある出し方してきたな〜ってのがある。1973年のスタジオライブの模様を記録した「Delane Lea Studios 1973」。元々ラジオ放送用の録音だったからアングラにも流れてた音源らしいけど、こうしてめでたくオフィシャルによるお披露目となった。

 昔から有名な話だけど、アルバム「燃ゆる灰」の中のタイトル曲は同じ事務所だったかレーベルメイトだったかのWishbone Ashのアンディ・パウエルがギターソロを弾いていることで話題になっていたのだが、この「Delane Lea Studios 1973」のライブでは何とも驚くことにそのアンディ・パウエルがギターソロで参加し、更にアル・スチュワートも参加しているという豪華なライブだったらしい。もちろんこのライブの目玉はその「Ashes are Burning」で、うわ〜、これまた全盛期のアンディ・パウエルのギターソロが艶やかに鳴ってて心地良いわ〜っていうライブ。ただでさえアニー・ハスラム全盛期の歌声のルネッサンスと名曲群なのに、そこに華を添えているという…、やっぱこういうの好きだな〜、いいな〜、美しいな〜とただただ感動。久々に聞くから余計にそういうのあるけどいつ聴いてもルネッサンスの優雅さは素晴らしい。ライブでもそれがきちんと再現されているのもまた見事。





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フレ
Posted byフレ

Comments 2

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風呂井戸  
お伽噺

 わっはっは、皆 Renaissance には、参ったんですね(笑い)。
 もう「お伽噺」(?)のような感覚です。
 これから「1974年もの」も出るようですし、SHM-CD盤での再発、 Progressive Rock1300シリーズと、どの世代向きか解りませんが・・・・私、お爺さんも歓迎しています。

2015/02/26 (Thu) 09:30 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>風呂井戸さん

いや〜、風呂井戸さんも参ったとはちょっと意外…、でも…そっか、美女系に行き着いた今からすれば納得です(笑)。
1974年の方も楽しみにしてるんです♪

2015/03/01 (Sun) 13:00 | EDIT | REPLY |   

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