The Prodigy - The Fat of the Land
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The Prodigy - The Fat of the Land (1997)

自分が全く聴かなかった音楽ジャンルの類に割と平気で進めるってのはやっぱりネット時代になってからだな。レコードとかCD買わないと聴けない時代ってのはそこまで余裕ないから漁り切れないし、友人のトコいって聴くとか貸してもらうって言っても既にその友人って範疇が自分の好きなジャンルの世界にいる人間だからぶっ飛ぶほど異なる世界を聞いている人間が多いわけじゃないしさ、やっぱり新しい刺激って欲しいけど難しい、こだわりとの一線があるし、みたいな。そのおかげで色々なものをリアルタイムで聞き逃しているし聴けてないのも多い。それがネット時代になると、そこかしこでそれぞれの気になるものの音がどんなものなのかってレビューだったりが読めるからかなり助かるし、実際に音聴けるようになってからは更に加速した。それまではネットで見つけてHMVなりTowerrecordなりに行ってみたりしてたけどさ、そんな時代は一瞬だったな。
そうでもなきゃ聴くこともなかったであろうThe Prodigy。当時から話題にはなってたけど全然聴く世界でもなかったが、ちょっと前にふとしたきっかけで聴くことがあったので聞いてみたらスゲェことに気づいたというアルバム「The Fat of the Land」。自分が最も苦手なダンスとかハウスとかテクノとかそういうユニットなんだろうってくらいにしか思ってなくて、CD屋行っても当時ガンガンプッシュしてたしCD流れてたけど全然興味なくてねぇ…、あのカニのジャケットのヤツ、また流れてるのかとかそんな感じ。まさか聞くことがあるとは、ってのと聞いてみたら思いの外強烈だったというのも面白い。基本的にテクノやハウスやダンスな音なんだけど強烈なロックがそこに存在しているんだよ。それが不思議でさ、所詮音でしかリスナーは聴けないし、そこで感じるしかないんだけどロック好きな自分的には音楽の装飾はともかく根底のロックが聴けるからこの音でも聴けるって言う…、だから似たような複製バンドじゃダメなんだろう。The Prodigyだからこそ、そこにあるスピリットがロックだからこそ聴けるんじゃないかと。
1995年にDavid Bowieが「Outside」って暗いアルバムを出して、かなり好きだったんだけどその中に「Hallo Spaceboy」って曲があってさ、当時のバンド仲間と「これはパンクだ」って言ってたんだよ。出て来てる音は割とハウス的な感じなんだけどやってることがパンクで…いや、この理屈が判るかどうか別としてね。そういうスピリッツで占められたのがこの「The Fat of the Land」って作品な感じ。ドラムンベースとかもちょっと興味あったんだけどなかなかロック的なエッセンスを感じるバンドがなくていつしか忘れてたけど、The Prodigyってこんなバンドだったんだってことを知った次第。メタルフェスとかにも出て来ちゃうんだから異種格闘戦で戦えるバンドなんだもんな。凄いわ。ガンガン聴いてるとガツンと来てびっくりしたバンドでした。

自分が全く聴かなかった音楽ジャンルの類に割と平気で進めるってのはやっぱりネット時代になってからだな。レコードとかCD買わないと聴けない時代ってのはそこまで余裕ないから漁り切れないし、友人のトコいって聴くとか貸してもらうって言っても既にその友人って範疇が自分の好きなジャンルの世界にいる人間だからぶっ飛ぶほど異なる世界を聞いている人間が多いわけじゃないしさ、やっぱり新しい刺激って欲しいけど難しい、こだわりとの一線があるし、みたいな。そのおかげで色々なものをリアルタイムで聞き逃しているし聴けてないのも多い。それがネット時代になると、そこかしこでそれぞれの気になるものの音がどんなものなのかってレビューだったりが読めるからかなり助かるし、実際に音聴けるようになってからは更に加速した。それまではネットで見つけてHMVなりTowerrecordなりに行ってみたりしてたけどさ、そんな時代は一瞬だったな。
そうでもなきゃ聴くこともなかったであろうThe Prodigy。当時から話題にはなってたけど全然聴く世界でもなかったが、ちょっと前にふとしたきっかけで聴くことがあったので聞いてみたらスゲェことに気づいたというアルバム「The Fat of the Land」。自分が最も苦手なダンスとかハウスとかテクノとかそういうユニットなんだろうってくらいにしか思ってなくて、CD屋行っても当時ガンガンプッシュしてたしCD流れてたけど全然興味なくてねぇ…、あのカニのジャケットのヤツ、また流れてるのかとかそんな感じ。まさか聞くことがあるとは、ってのと聞いてみたら思いの外強烈だったというのも面白い。基本的にテクノやハウスやダンスな音なんだけど強烈なロックがそこに存在しているんだよ。それが不思議でさ、所詮音でしかリスナーは聴けないし、そこで感じるしかないんだけどロック好きな自分的には音楽の装飾はともかく根底のロックが聴けるからこの音でも聴けるって言う…、だから似たような複製バンドじゃダメなんだろう。The Prodigyだからこそ、そこにあるスピリットがロックだからこそ聴けるんじゃないかと。
1995年にDavid Bowieが「Outside」って暗いアルバムを出して、かなり好きだったんだけどその中に「Hallo Spaceboy」って曲があってさ、当時のバンド仲間と「これはパンクだ」って言ってたんだよ。出て来てる音は割とハウス的な感じなんだけどやってることがパンクで…いや、この理屈が判るかどうか別としてね。そういうスピリッツで占められたのがこの「The Fat of the Land」って作品な感じ。ドラムンベースとかもちょっと興味あったんだけどなかなかロック的なエッセンスを感じるバンドがなくていつしか忘れてたけど、The Prodigyってこんなバンドだったんだってことを知った次第。メタルフェスとかにも出て来ちゃうんだから異種格闘戦で戦えるバンドなんだもんな。凄いわ。ガンガン聴いてるとガツンと来てびっくりしたバンドでした。
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