Demoniac - The fire and the wind
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Demoniac - The fire and the wind (1999)

ロックの世界でもやっぱり突然変異ってのはあんまり出て来ることもなく、やっぱり然るべきルーツがあってそれが何かと融合することで新しい音が出て来たり時代の寵児となるバンドになったり時代を代表するバンドになったりするのだ。売れているから長寿だからってのとはちょっと意味合いが異なってて、どっちかっつうと後で評価されるって類かもしれないな。もうロックって60年以上あるから既に腐ってきてるし進化も止まってる部分もあるようにも感じるけどまたどこかで突然変異の波がやってきて前に進むんだろうと。リバイバルって手も出て来てるし、楽しませてもらってます。
Dragonforce聴いてるとどっからこういう連中は出て来るんだろう、あのブラストビートはまだスラッシュメタルの速さを突き詰めていった結果として分かる。そりゃ、メロディアスなトコはやっぱ新しかっただろうし、何であんな音になったんだろ?と思ってTwitterで呟いてたら、その筋に詳しい某氏から「デスメタル上がりですからね」なんて一言教えてもらった。更にDemoniacってバンドも一緒に教えてもらいまったので、フムフム…とDemoniacを聴いてみた。アルバムは「The fire and the wind」ってのがあるらしいがYouTubeである程度聴けるんでとりあえず聴いてみたら驚いた。そうか、そういうことだったのか…と。Dragonforceの主要メンバーはそもそもオーストラリア在住の英国人?らしく、そこでバンド組んでたのがこのDemoniacってバンド。ギターはあの二人そのまま、即ちDragonforceの原型バンドで、なるほど音はそのままでやろうとしている方向もしっかりと分かる作品になっている。ただ、これ聴いただけじゃDragonforceのあの音にはなかなかならなかっただろう事も分かる。音楽の進化の過程をちょこっと垣間見れる作品として面白いね。
歌はデスボイス…ってかデスボイスってのも自分的には2種類あるんだよなってのも分かってきてて、ナチュラルに歪ませて歌ってるデスボイスの方はまだ聴きやすい…聴きやすくないけど聴きやすい。ヘンに歪ませてるのはちょっと面白くないが。その意味では昔のハードコアパンクは聴きやすい類の歌声だったケ。話逸れたけど、聴きやすい系のデスボイスにブラストまでは出来ないものの、速い曲がやりたいんだ的なドラムが入ってて、ギターはある程度完成形に向かっている途中なのも分かる。アレンジなどは稚拙ながら正にメロデスの原型的なバンドで、若い頃からメタルが好きで色々やってみて自分たちのやりたい音を探して作っているのも、ホントよく分かる音が記録されてて楽しめる。それだけの意思と意欲があったからこそ今のDragonforceなワケなと納得。バンド仲間皆がオーストラリアから英国に移住するなんて、なかなか出来ないでしょ。そういうのもあって突然変異的な位置にあるバンド。やっぱりルーツもあるし並大抵以上の努力ももちろんあるからこその成功…、うん、アルバムってのはそういう意思とか想い入れが作り手にあると良いね。

ロックの世界でもやっぱり突然変異ってのはあんまり出て来ることもなく、やっぱり然るべきルーツがあってそれが何かと融合することで新しい音が出て来たり時代の寵児となるバンドになったり時代を代表するバンドになったりするのだ。売れているから長寿だからってのとはちょっと意味合いが異なってて、どっちかっつうと後で評価されるって類かもしれないな。もうロックって60年以上あるから既に腐ってきてるし進化も止まってる部分もあるようにも感じるけどまたどこかで突然変異の波がやってきて前に進むんだろうと。リバイバルって手も出て来てるし、楽しませてもらってます。
Dragonforce聴いてるとどっからこういう連中は出て来るんだろう、あのブラストビートはまだスラッシュメタルの速さを突き詰めていった結果として分かる。そりゃ、メロディアスなトコはやっぱ新しかっただろうし、何であんな音になったんだろ?と思ってTwitterで呟いてたら、その筋に詳しい某氏から「デスメタル上がりですからね」なんて一言教えてもらった。更にDemoniacってバンドも一緒に教えてもらいまったので、フムフム…とDemoniacを聴いてみた。アルバムは「The fire and the wind」ってのがあるらしいがYouTubeである程度聴けるんでとりあえず聴いてみたら驚いた。そうか、そういうことだったのか…と。Dragonforceの主要メンバーはそもそもオーストラリア在住の英国人?らしく、そこでバンド組んでたのがこのDemoniacってバンド。ギターはあの二人そのまま、即ちDragonforceの原型バンドで、なるほど音はそのままでやろうとしている方向もしっかりと分かる作品になっている。ただ、これ聴いただけじゃDragonforceのあの音にはなかなかならなかっただろう事も分かる。音楽の進化の過程をちょこっと垣間見れる作品として面白いね。
歌はデスボイス…ってかデスボイスってのも自分的には2種類あるんだよなってのも分かってきてて、ナチュラルに歪ませて歌ってるデスボイスの方はまだ聴きやすい…聴きやすくないけど聴きやすい。ヘンに歪ませてるのはちょっと面白くないが。その意味では昔のハードコアパンクは聴きやすい類の歌声だったケ。話逸れたけど、聴きやすい系のデスボイスにブラストまでは出来ないものの、速い曲がやりたいんだ的なドラムが入ってて、ギターはある程度完成形に向かっている途中なのも分かる。アレンジなどは稚拙ながら正にメロデスの原型的なバンドで、若い頃からメタルが好きで色々やってみて自分たちのやりたい音を探して作っているのも、ホントよく分かる音が記録されてて楽しめる。それだけの意思と意欲があったからこそ今のDragonforceなワケなと納得。バンド仲間皆がオーストラリアから英国に移住するなんて、なかなか出来ないでしょ。そういうのもあって突然変異的な位置にあるバンド。やっぱりルーツもあるし並大抵以上の努力ももちろんあるからこその成功…、うん、アルバムってのはそういう意思とか想い入れが作り手にあると良いね。
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