Judee Sill - Judee Sill

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Judee Sill - Judee Sill (1971)
ジュディ・シル

 毎回毎回あまり考えずに聴くものを聴いて書いているブログだけどそれなりに流れはあって、その時々の繋がりによるひらめきで今度はコレ書こうとか決めてくんだけどここ最近はもうちょっと気軽に書いてるかも。まぁ、数回聴いたくらいで知ったかぶったような事書くんじゃねぇ、みたいなことはたまにコメント欄に書かれるんだけどさ、それひとつだけ切り取られたらそう思うだろうな、ってのはそうだろう。でもそういうんじゃないってのも理解しろよってのもあるな。大して気にもしてないんだけど(笑)。

 Judee Sillというアメリカの奇特なシンガーの1971年のデヴュー作品「Judee Sill」。奇特なってのは、その人脈や才能の割にはほとんど知られることの無かった人物だったから。21世紀になってから発掘されてきた人に近いらしいが、その才能はジョニ・ミッチェルやキャロル・キング、ローラ・ニーロあたりと比較され、さらにそれ以上の才能とも言われる事しばしばと言った女性らしい。自分にはその辺の良さってのが分からないので比較されても困るんだけど、アマゾンおすすめの流れでとりあえず聴いてみた。なんかその容姿が凛としていてっていう所に惹かれたのが大きくて、多分どっかの世界に行ってる人なのかもな〜なんて期待あったしね。

 すると何ともボーカリゼーションなアルバムだったワケ。SSW的なんじゃなくてもっと上品と言うか電子オルガンを歌で歌ってるみたいなさ、そんな印象で先に上げた女性陣達が感情を歌で表現するってのとは違う世界で歌に感情がないワケじゃないけどそこを売りにした歌じゃないから洗練されたイメージなのかも。何か…不思議な感覚に陥るアルバム。70年代には理解されなかったかも。んで、この人79年にヤクで死んじゃったらしい。ロックな人だ…。







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フレ
Posted byフレ

Comments 4

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デューク中島  

その中で 彼女のメガネ姿は 珍しく感じました。当時で ギリシャ人女性ポップス歌手 ナナムスクーリとこの人ぐらいだったのでは? 当時、ブリジット セント ジョンとジュディ シルは リアルタイムで 日本盤出てたし、そこそこ フォークロックファンには認知されていたと思います。ブリジット セント ジョンは 美しいけど、ダミ声で あれ?でしたが、ジュディ シルは 外見そのままの 薄幸な歌声で 好きでしたね。変な誉め言葉ですみません。訃報を知った時、見た目と薬物が結び付きませんでした。合掌…

2015/01/30 (Fri) 20:58 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>デューク中島さん

リアルタイムではやっぱり知名度高かったんですね。
後世に残りにくかったのはドラッグでの逝去のせいでしょうかねぇ…。

2015/02/01 (Sun) 20:54 | EDIT | REPLY |   
ぺと  

輸入盤CDではXTCのアンディ・パートリッジがライナー書いてましたね

2015/02/17 (Tue) 20:01 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>ぺとさん

ほぉ…。

2015/02/19 (Thu) 22:55 | EDIT | REPLY |   

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