Lake - Lake

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Lake - Lake (1976)
Lake

 先日古い機材を使うんで必要に迫られてCD-RWというものを買いに行ったんだが、これが全然売ってない。いや、あるにはあるんだがもう限られてるんだよ。一時期はCD-RだのCD-RWだの山のようにあって選べたのが今じゃ当たり前だけど全然種類がない。しかもCD-RWなんてまるで見当たらない…とは言わないが、ほぼ皆無に等しかったのに驚きはしないけど、へぇ〜ってな感じで探してしまった。アマゾンで買うか〜と思ったけど、中古/ジャンクコーナーに少しだけ格安のが置いてあったんで、それでいいかって事で購入したんだけどさ、そりゃま、使う人もいないもんなぁ…。CD-Rですらウチも山のように余ってるくらいだし…。じゃなんでCD-RWなんだって?ん〜、ま、古い機材のため、です。

 1976年にデビューした…それもドイツから出て来たLakeというバンドの「Lake」。いや、これがまたドイツっぽいクセとか民族性みたいなのがまるで見当たらないAOR的な路線に進みそうな…多分実際に進んでいると思われるけど、そんなバンドなんです。コーラスワークが美しく、音も洗練されてて鍵盤も入ってるからそれこそシンセの初期みたいな感じでね、クィーン的とも言えるし、もっとAOR寄りでどこがどうしたらドイツ?みたいに思うことは間違いない。ただ、だからと言ってそのドイツらしさを無くして、世界と同じレベルでの音の世界にチャレンジした所で土俵に乗れるのか?ってのはあるワケでさ。この手のはアメリカが大得意な世界だし…ってもこの時代ならまだLakeの方が先取りしてた部分はあったかもしれない。ディスコブームの前だし。

 …とは言え、今の時代になってみるとドイツの先進的なバンドとして捉えてみない限りインパクトはない作品に聞こえてしまうのはしょうがないだろう、この手の音の宿命だ。でもね、ロックだったんだよ、聴いてみた時は。あ、自分的には全然アレだけど普通に聴けば結構好む人も多いんじゃないだろうか…、ギターだってフュージョンチックなのあったりするし。自分はリズムが苦手ですね…。





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フレ
Posted byフレ

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kazz_asai  
独HR珍盤

このバンド、当時は知らずCD時代になって聴いたのですが、ドイツのイメージからはまったく離れていますね。
どうしても全く陰のない明るさが、私にはちょっと苦手なのですが、昔だったら好きになっていたかも。
なにしろ時は1976年。すでにハードロック暗黒時代にさしかかっていましたから、このギターなら充分HRとして聴いていたと思います。ELOやSteve Miller BandもHRだと思っていたくらいですから。

2015/01/17 (Sat) 00:15 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>kazz_asaiさん

ドイツって聞いてびっくりです。
まぁ、お国柄で決めてもいけないんですが、やれば出来るんだな〜なんてね。
陰のない音…苦手ですねぇ、やっぱ。

2015/01/18 (Sun) 21:54 | EDIT | REPLY |   

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