Blackfoot Sue - Nothing To Hide
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Black foot Sue - Nothing To Hide (1973)

年初に「今年の抱負は…」とかよくあるんだけど、どうも昔からそういうのが苦手でね、今年の、という言い方が違うだろ、それって「今はそう思う」だろ、とか突っ込みたくなるものでさ、いやそんなこと言ったらなんでもそうなんだけど、なんかそういうのが違和感あってダメなワケ。その時々に気を入れるとか語るってのはいいと思うけど、それを今年の、とか拡大するのは無理あるんじゃないかと。こうしていきたいってのは意欲として当然ありきだけど…、ま、そういう事なんだろうから「今年の抱負は…」ってなるのか。ウチ的には、まぁ、やれるトコまで頑張って書きます、ですね。気負っていないことがココの長寿の秘訣だったりするのであまりあくせくせずやりましょう(笑)。
いきなりの無名…無名でもなかったハズなんだけど今じゃ無名…か、Blackfoot Sueの1973年リリースのファーストアルバム「Nothing to Hide」。あれ?アマゾンにないんだ?やっぱ無名です(笑)。でもさ、聴いてみるとちょっと印象変わるんじゃないかな。売れない理由もないし事実売れた曲もあるし、今語られない理由もない、普通にこの時代のロック名盤、ロックバンドとして語られる中に入っても良いんだが、英国系ロックではしばしば、こういった宙ぶらりんなバンドは後世に残されないという場合がある。B級バンドはB級なだけあってひとつの括りの中でそれなりに名が残されてマニア向けとしてでも生かされていく、ある程度の市場が存在するってことが証明されているけど、一瞬ヒットを放ったバンド達はそういうB級感がないので、そこには入れられない。かと言って歴史的バンドでもないから名が残るってんでもない。じゃあ?ってあたりのバンドの括りになるワケだ。ポップでロックなバンドは大抵そのヘンに入る感じ。グラム系なんかが多いかもなぁ…。
ところが音を聴いて分かるように見事にハードロックのギターバンドだし、クィーンばりのコーラスワークとハイトーンでの歌唱方法が見事にその二番煎じ的な味わいを楽しめ、時代的には別にQueenとどっちが出て来ててもおかしくなかった。しかし、時代は既にそれを証明してしまっているのでそこはともかく、曲によってはそのクィーンばりな楽曲群の中にティラノザウルス・レックス的なコンガが入ったりしてとってもユニーク。B級感などは全くなく、完全にメジャー級なアルバムだし音作りでもっと評価されて然るべきバンドだろう。一見ポップなバンド…BCRと同じ類に思われてしまっていた事からこうしたどっち付かずの枠に入ってしまうバンドになっているけど、いやいやどうして、きちんと再発して評価すべきバンドですよ。

年初に「今年の抱負は…」とかよくあるんだけど、どうも昔からそういうのが苦手でね、今年の、という言い方が違うだろ、それって「今はそう思う」だろ、とか突っ込みたくなるものでさ、いやそんなこと言ったらなんでもそうなんだけど、なんかそういうのが違和感あってダメなワケ。その時々に気を入れるとか語るってのはいいと思うけど、それを今年の、とか拡大するのは無理あるんじゃないかと。こうしていきたいってのは意欲として当然ありきだけど…、ま、そういう事なんだろうから「今年の抱負は…」ってなるのか。ウチ的には、まぁ、やれるトコまで頑張って書きます、ですね。気負っていないことがココの長寿の秘訣だったりするのであまりあくせくせずやりましょう(笑)。
いきなりの無名…無名でもなかったハズなんだけど今じゃ無名…か、Blackfoot Sueの1973年リリースのファーストアルバム「Nothing to Hide」。あれ?アマゾンにないんだ?やっぱ無名です(笑)。でもさ、聴いてみるとちょっと印象変わるんじゃないかな。売れない理由もないし事実売れた曲もあるし、今語られない理由もない、普通にこの時代のロック名盤、ロックバンドとして語られる中に入っても良いんだが、英国系ロックではしばしば、こういった宙ぶらりんなバンドは後世に残されないという場合がある。B級バンドはB級なだけあってひとつの括りの中でそれなりに名が残されてマニア向けとしてでも生かされていく、ある程度の市場が存在するってことが証明されているけど、一瞬ヒットを放ったバンド達はそういうB級感がないので、そこには入れられない。かと言って歴史的バンドでもないから名が残るってんでもない。じゃあ?ってあたりのバンドの括りになるワケだ。ポップでロックなバンドは大抵そのヘンに入る感じ。グラム系なんかが多いかもなぁ…。
ところが音を聴いて分かるように見事にハードロックのギターバンドだし、クィーンばりのコーラスワークとハイトーンでの歌唱方法が見事にその二番煎じ的な味わいを楽しめ、時代的には別にQueenとどっちが出て来ててもおかしくなかった。しかし、時代は既にそれを証明してしまっているのでそこはともかく、曲によってはそのクィーンばりな楽曲群の中にティラノザウルス・レックス的なコンガが入ったりしてとってもユニーク。B級感などは全くなく、完全にメジャー級なアルバムだし音作りでもっと評価されて然るべきバンドだろう。一見ポップなバンド…BCRと同じ類に思われてしまっていた事からこうしたどっち付かずの枠に入ってしまうバンドになっているけど、いやいやどうして、きちんと再発して評価すべきバンドですよ。
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