Birth Control - Operation

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Birth Control - Operation (1971)
Operation - 5 Bonus Tracks

 まだまだ続く体調不良な日々、思い切り年末なんでアレコレしたい…しなきゃいかんのだが、まぁ、あまり気にしなくてもいいか。行事なんてのは大抵無視してるからそういう意味ではまるで気にしてないけど、何のかんのとあるワケでしてね、さっさと治して元気にしとかないとさ。そんなワケで相変わらずもロックで元気になれるはずもない事を分かりつつ、ヘンなもんを聴いてるワケです。70年代、各国から英国の黄金のハードロックバンドを目指して似たようなのがたくさん出てきてて、当時はそりゃただのコピーモンだったのに、時代を経てみれば時代の象徴でもあるとも評価され、今でもCDがあったりするんだよね、スゴいと思うもん、そういうのって。歴史になっちゃってるって事だしさ。

 産児制限=Birth Controlというドイツのハードロックバンドの1971年のセカンド・アルバム「Operation」です。強烈なアルバムジャケットが多分脳裏に焼き付いてしまい、何故か人間本能的には恐らく不快感や否定感みたいなのが浮かぶんじゃないかな…、気色悪いもん。それこそが狙いでもあっただろうしそういうインパクトを人に見せる事にかけてドイツってのは今でも秀でていると思うしさ、ヘンということでは日本と同じくらいだと思う。だからクラウトロックってのは前衛モンばっかりで、昔はクラウトロックって全然意味分からんかった。ちゃんとハードロックシーンがあったんだ、って事を知ってからはどことなく安心したもんだ。そんな自分の偏見はともかくながら、このBirth Controlってバンド、割と音楽性が変わっていくが、このセカンドアルバム「Operation」あたりまでは純然たる?ハードロックバンド、しかもハモンドオルガン系のハードロックバンドでそれはもちろんDeep Purpleをイメージする人も多いだろう。そこまで高尚なものでもなく、もっとベタベタなアードバーグレベル…とは言わないけど、Atomic Roosterやその辺のレベルに近いんじゃないか?

 ん〜、そのレベル感がどうなのか?ってのは気にしないでください。ハモンド中心にアドリブで激しくぶつかりまくり、正に70年代のハードロック的なパワーが詰め込まれている作品として聴けるナイスなアルバム。ただ、どっかヘンなんだよな…って思ってよくよく聴いてるとヘンな音がいくつも入ってて…、やっぱり一筋縄ではいかないお国柄、そしてBirth Controlでした。プログレハードとも言える作風もいくつもあるが、それはもうPurpleだってそうだったワケだから、そういう言い方しないでしょ。なことでこの「Operation」もかなりヘンでちょっとクラクラする頭には効いた(笑)。



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フレ
Posted byフレ

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